皆さん、PS5発売までもう2か月切りましたね。
それに合わせてソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下SIE)はPS5に関する新情報をたくさん出してきています。
今回はその情報をまとめていきたいと思います。
この記事を読めばPS5の新情報が分かってくると思います。
まず、最近SIEがPS5の分解映像を公開しました。
そのことからわかってきたPS5の情報をまとめます。
Contents
分解映像でわかった新情報
新情報①PS5本体の白い部分は取り外し可能
PS5の分解映像内で、PS5の本体の白い部分が取り外し可能ということが判明しました。
以前SIEのマーケティング責任者であるEric Lempel氏がSonyは将来的にカスタム及び特別版のゲーム機デザインについて語ることになるだろうと言っていたのですが、このことを指していたのかもしれません。
これにより、PS5を自分の好きな色にしたり、様々な模様が入った本体にしたりすることが可能になり、多様な本体デザインを楽しめるゲーム機になってくると思います。
実はリークされていた情報なのですが、発売2か月を切った今、SIEが公式発表した形になります。
新情報②2箇所のダストキャッチャーがある
PS5にダストキャッチャーがあることが判明しました。
今までのゲーム機にはそのようなダストキャッチャーがある機体は聞いたことがありません。
昔のゲーム機は埃がたまることでファンの冷却性能が落ち、熱暴走や騒音の原因になっていたのでこの改善はかなり素晴らしいと思います。
このことからPS5はメンテナンス性に優れたゲーム機であるということが言えると思います。
新情報③PCI-e4.0対応M.2 SSD拡張ストレージが存在する
まず、PCI-e4.0とM.2 SSDについて軽く説明します。
必要のない方は⁂の目印まで飛ばしてください。
PCI-eとはPCI Expressのことで、入力出力のシリアルインターフェイスの規格です。
簡単に言えば、PCI-eの規格が新しいものだと入出力が早くできるということです。
その恩恵はゲームのロードにかなりあります。
入出力の速度が速いとロードが早くなります。
そのPCI-e4.0(別名Gen4)に対応しています。
現行のPCでも、PCI-e4.0対応のグラフィックボードがやっと出始めたというタイミングですので、最新の規格だと言えます。
次にM.2 SSDについて説明します。
M.2とはSSDを接続している接続インターフェースの種類の一つで、従来のSATA接続よりも高速な速度が出る接続方法です。
その接続方法によりゲームのロードが早くなるということです。
⁂つまり、PCI-e4.0対応M.2 SSDの拡張ストレージはロードを高速化することが可能な拡張ストレージだということです。
そんな拡張ストレージの必要性について述べたいと思います。
PS5の元の容量は825GBですが、実際に使える容量はシステム容量を差し引いた容量になります。
このシステム容量がどのくらいになるか公式発表されてはいませんが、おそらく前世代機PS4のシステム容量が130GBもありますのでPS5もそれと同等か、それ以上になると予測できます。
ですのでPS5の実際に使える容量は700GB前後ということになります。
これはPS4のソフトの1本の容量が大体20~50GBほどなので、PS4のソフト14~35本ほどしか入りません。
PS5のソフトはPS4のソフトより容量が大きいことが予測できますので、PS5のソフトだと、それ以下の数のソフトしか入らないということになります。
これではゲーマーにとって十分な容量とは言えません。
なので拡張ストレージは必須だと言えます。
ですが、単に高速なSSDではなく、低速なHDDを拡張ストレージにした場合、PS5最大の売りである高速ロードができず、ゲームプレイにストレスがかかってしまいます。
それだけではなく、高速ロード技術が必須なPS5専用ソフトだと、最悪プレイ不可になる可能性すらあります。
なのでこのPCI-e4.0対応M.2 SSD拡張ストレージは必須であった機能だと言えます。
ですので、たくさんゲームをしたいゲーマーにとっては、公式発表されて一安心といったところだと思います。
※補足
PS5ではHDDを拡張ストレージにした場合、PS4のソフトしか保存できないようです。拡張ストレージにPS5のソフトを保存したい場合、高速なPCl-e4.0対応M.2SSDを拡張ストレージにする必要があります。
新情報④無線規格wifi6、Bluetooth5.1対応
これは前々からリークされてはいましたが、PS5は最新の規格であるwifi6とBluetooth5.1に対応しています。
これにより、PS4よりも高速で安定した無線通信が可能になり、より快適にゲームプレイをすることができます。
新情報⑤CPUはx86-64-AMD Ryzen Zen2(8core 16threads 最大3.5GHz)
PS5のCPUはAMD製Ryzen Zen2(8core 16threads 最大3.5GHz)を採用しています。
このPS5のCPUと同等な性能を持つPCのCPUは、AMD Ryzen 7 3700Xと、Intel core i9-9900Kです。
どれも最新でハイエンドなモデルのCPUなのでそのCPUと同等の性能を持っているPS5はすごく性能が高いと言えます。
新情報⑥GPUは AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine(周波数:最大 2.23GHz 、可変10.3 TFLOPS)
PS5のGPUは、AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine(周波数:最大 2.23GHz 、可変10.3 TFLOPS)です。
これは、RTX2080と同等の性能を持っているといわれています。
RTX2080はNVIDIAの前世代GPUのハイエンドモデルです。
そんなGPUと同等の性能を持っているので、GPUもかなりの性能を持っているといって良いと思います。
新情報⑦メモリGDDR6×8 16GB
メモリはGDDR6×8 16GBです。
16GBもあれば十分だと思います。
なぜならば、筆者のゲーミングPCもメモリ16GBですが、快適にゲームプレイできているからです。
逆にメモリはこれより多いと過剰なスペックになってしまいますので、ちょうどよい容量だと言えます。
新情報⑧冷却に液体金属採用
今回の新情報で一番衝撃だったのがPS5の冷却機構に液体金属を採用したという情報ではないでしょうか。
わからない方のために一応軽く液体金属について説明します。
液体金属とはその名の通り、液体の性質を持つ金属で、冷却性能が非常に高く、原子炉の冷却材にも使われるほどの金属です。
そんな液体金属ですが、実は前にSIEが液体金属に関する特許を取ったので、もしかしたらPS5に液体金属が採用されるのではないかという噂がありました。
しかし、当時は半信半疑な意見が多かったです。
なぜなら液体金属は漏れ出す危険性があるからです。
持ち運ぶこともある家庭用ゲーム機にはリスクが伴うといえます。
しかし、今回公式に液体金属が採用されていることが発表されました。
また、特許内容から液体金属が漏れないよう工夫されているようです。
ですので安心してPS5でゲームをプレイできると思います。
新情報⑨大型ヒートシンク採用
PS5本体の大きさの3分の1ほどの大型ヒートシンクを採用しています。
PS5のハードウェアの設計・開発に携わる鳳 康宏氏が動画内で、このヒートシンクはライバル機XBOX SERIES Xが採用しているベイパーチャンバーの冷却性能と同等の性能を発揮すると発言しました。
ベイパーチャンバーとは、銅製の容器内に、気化しやすい液体を入れ、その液体を熱によって気化させ、周りの熱を吸収し、冷却します。
その液体は気化した後、また容器内で液体に戻り、それを繰り返すことで冷却し続ける仕組みのことです。
このベイパーチャンバーは主にPCのGPUの冷却性能に使われており、小型化が可能な反面、コストがかかります。
そんなベイパーチャンバーと同等の冷却性能があるという大型ヒートシンクの冷却性能には、かなり期待できると思います。
以上が、SIEのPS5分解動画で判明した新情報になります。
いかがだったでしょうか。
PS5がいかに洗練されたゲーム機であるかわかると思います。
次は、先日公開された、有名YouTuberの先行プレイでわかった情報をまとめようと思います。
先行プレイでは有名YouTuber
- ヒカキン
- セイキン
- 兄者弟者
- 花江夏樹
- ポッキー
- 赤髮のとも
- SANNINSHOW
- 黛 灰 / Kai Mayuzumi【にじさんじ】
- 鈴原るる【にじさんじ所属】
- 牛沢
- 茶々茶(chachacha)
- ぐっちの部屋(ミラクルぐっち)
の12名が、PS5のソフト
- ASTRO’s PLAYROOM
- Godfall
- バランワンダーワールド
- デビルメイクライ5スペシャルエディション
の4タイトルをプレイする動画になっています。
そのYouTuberのリアクションや言葉などでわかったことをまとめます。
先行プレイでわかった情報
情報①思った以上!ハプティックフィードバック!!
PS5のコントローラーには、新機能ハプティックフィードバックという技術が採用されています。
これは、複数の振動モーターを搭載したことにより、より立体的な振動が感じられる技術です。
その機能を体験したYouTuberの感想が、思った以上にすごいと驚いていました。
ゲーム中、砂嵐が吹いているステージでは、砂の当たった細かいチリチリといった感触、また、バネの抵抗感や、バネの反動などの感触、氷の上のツルツルと滑る感触までも振動で表現できているという感想を言っていました。
これは、ゲーム体験をかなり変えるほどの凄い機能といっていましたので、かなり期待できます。
情報②マイク機能で息を察知!!
先行プレイでコントローラーのマイクに向かって息を吹きかけ、ゲーム内の風車を回すといったシーンがありました。
これによりPS5にはコントローラーにマイクがついていることが分かりました。
そのマイクに向かって話し、ボイスチャットなどができるようになるのでしょうか。
ゲームヘッドセットを買わないでもボイスチャットが可能でしたら、かなり便利だと思います。
しかし、ボイスチャットをしたくない方もいると思いますので、ちゃんとマイクをオフにできるのか気になりますね。
情報③新感覚!!アダプティブトリガー!
PS5のコントローラーの新機能で、アダプティブトリガーという機能があります。
それはR2、L2ボタンの抵抗を調整できる機能のことです。
これにより、例えば弓をキリキリと引く抵抗を感じ取れ、よりリアルなゲーム体験をできると予測されてきましたが、今回の先行プレイでその抵抗がしっかりと感じることができるという感想が聞けました。
なのでアダプティプトリガーを楽しみにしていた方はがっかりせずに済むと思います。
以上が先行プレイでわかった情報になります。
想定以上にPS5のコントローラーの新機能は凄そうですね。
ただ少し気になった点が一つ。
それは今回の先行プレイのYouTuberの反応を見るに、アダプティブトリガーやパプティックフィードバックの機能を存分に使っているタイトルがASTRO’s PLAYROOMしかなさそうだということです。
これは後々この機能を使ってくれるタイトルが増えてくるのを祈るしかないです。
いくらコントローラーの技術が凄くても、その技術を取り入れたタイトルが発売されないと宝の持ち腐れですからね。
まとめに入ります。
まとめ
先日公開されたPS5の分解映像でわかった新情報は、
- PS5本体の白い部分は取り外し可能
- 2箇所のダストキャッチャーがある
- PCI-e4.0対応M.2 SSD拡張ストレージがある
- 無線規格wifi6、Bluetooth5.1対応
- CPUはx86-64-AMD Ryzen Zen2(8core 16threads 最大3.5GHz)で、AMD Ryzen 7 3700X、Intel core i9-9900Kと同等の性能
- GPUは AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine(周波数:最大 2.23GHz 、可変10.3 TFLOPS)で、RTX2080と同等の性能
- メモリGDDR6×8 16GB
- 冷却に液体金属採用
- 大型ヒートシンク採用
で、先日公開されたPS5の先行プレイでわかった情報は、
- ハプティックフィードバックが思った以上にすごい
- コントローラーに高性能マイクがある
- アダプティブトリガー機能はちゃんと感じられる
です。
このようなPS5に関する情報を公開されていくにつれ、PS5が発売間近だということを実感できますよね。
あともう少しでPS5発売ですので、楽しみにして待っていましょう。
最後に、今回紹介したPS5分解動画と、PS5先行プレイ動画のURLを貼っておきます。
PS5分解動画 YouTube URL https://www.youtube.com/watch?v=iLKvWhcA_KU
PS5先行プレイ動画
ヒカキン https://www.youtube.com/watch?v=FhRVjbUC0UI&feature=emb_logo
セイキン https://www.youtube.com/watch?v=r_EAOkK8dL4
兄者弟者 https://www.youtube.com/watch?v=9_7ItqYk5lQ
花江夏樹 https://www.youtube.com/watch?v=Q4GrrGhKi3w&feature=emb_logo
ポッキー https://www.youtube.com/watch?v=oUrmTmMtNSw&feature=emb_logo
赤髮のとも https://www.youtube.com/watch?v=wZxe1fM27k8&feature=emb_logo
SANNINSHOW https://www.youtube.com/watch?v=G3vCP2HWM9c&feature=emb_logo
黛 灰 / Kai Mayuzumi【にじさんじ】 https://www.youtube.com/watch?v=jZfzi-E-drA&feature=emb_logo
鈴原るる【にじさんじ所属】 https://www.youtube.com/watch?v=4dg9cEGj4L8&feature=emb_logo
牛沢 https://www.youtube.com/watch?v=Fy7dO2qH2t0&feature=emb_logo
茶々茶(chachacha) https://www.youtube.com/watch?v=3p1-ow1Cxzg&feature=emb_logo
ぐっちの部屋(ミラクルぐっち) https://www.youtube.com/watch?v=hbdfJFNYBh8&feature=emb_logo