インターネット上には様々なレビューサイトがありますが、そこで意外とレビューされないのが1万円から2万円で購入できる安価なタブレット端末です。
一方でこういったの安いタブレットは手が届きやすく、家電量販店の在庫処分や光回線契約の際のプレゼントといった具合で手に入ることがあります。
そして、「これは使えたものじゃない」
という事で、二、三回使って放置なんてこともよくあります。(メルカリなど行くとそういうのが出品されてます)
今回レビューするのは、そう言った安価なタブレットの中ではかなり使いやすいLenovo社のTabM7です。
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結論は「使いやすい。けどあえて購入は勧めない」
最初に結論を書いてしまえば、値段を考えればかなり優秀なタブレットですが、購入を勧めるかと言えば勧めません。
詳しくは後述しますが、androidGoエディションを搭載し低価格ながら非常に使いやすい仕様になっているので、価格を考えれば十分買う価値はあります。
ただ、現在は強化版が販売されているので購入するのであればそちらを購入することをおすすめしますし、優秀というのも「値段を考えれば」という話です。
ですから二万円から三万円を出す気があるならもっといい端末を購入することができます。
そういった意味で「使いやすいけど、あえて購入するを勧めるものではない」という結論になります。
TabM7の概要
LenovoTabM7は、RAMが1Gと性能は高くありませんが、性能が低い端末向けのandroid Goエディションを搭載しています。
Goエディションとは、androidを性能が低く安価な端末でも動くように改良したものです。
新興国のスマートフォン向けがメインで国内ではあまり出回っていませんが、TabM7のような低価格なタブレットに搭載される例が結構あります。
その為、価格が1万円前後と非常にやすく購入することができます。
安い・スペックにしては使いやすいというメリット
最大のメリットは安さ、コスパの良さです。
Lenovo公式ショッピングで1万円、わたしは家電量販店で割引されていたものをクーポンやポイントなど合わせて8000円ほどで購入しました。
そしてこの値段にしてはかなり使いやすいです。
デフォルトでFSKARENという日本製文字入力ソフトが搭載されており、日本語入力も問題なく行えます。
また低い性能でも動くandroidGOのおかげで、文章ファイルやPDFファイルの閲覧や文書制作もできます。
動画閲覧になると読み込みなどで多少もたつくことがありますが、視聴には問題ありません。(ネットフリックスはできました)
本体の作りも安っぽさを感じず、しっかりと作られているので、ゲームなどスペックを要求されない使い方であれば満足できる一品と言えるでしょう。
デメリットはないけど買う価値は?
この端末自身にはデメリットと言えるものはなく、しっかりとまとまったタブレットとなっています。
じゃぁ何が問題か、と言えば、Lenovoが強化版を1万5000円程度で販売しているという事です。
2020年6月17日現在は在庫切れですが、Lenovoの直販サイトで、メモリ2GB、容量32GBで通常のandroid9を搭載したLenovoM7(同名ですが型番が違います)を販売しています。
私はこれを知らずに買いました。ですから若干後悔しています。
(しかもクーポン使えば1万円で購入できたんですよね)
またもう少し予算を出すつもりがあれば、もっといいタブレットを購入できるので、本格的に使っていきたいのであればそちらをおすすめします。
「安く買えるならいいんじゃないか」
LenovoTabM7は値段を考えればかなり優秀なタブレットですし、購入した私も実用しています。
ただそれはあくまでも値段を考えれば、という前提であり過度な期待はしてはいけません。
強化版も販売されていますし、もう少し予算を追加したらもっといいタブレットを購入できるので
「家電量販店などで割引され安く購入することができる機会があったなら購入してもいいのではないか」
というまとめにしておきましょう。