私はsonyの4KHDR対応テレビ(BRAVIA、KJ-43X8300D)をPS4proのために購入しましたが、正直に言いますと後悔しています。
この記事を読むとplay station 4 proを購入してはいけない理由がわかり、どんな方がplay station 4 proの購入に向いていないかわかると思います。
購入してはいけない理由
理由①4Kがあまりきれいに表示されません
まず、4Kについて説明します。
4kとは通常のフルHDテレビが1,920×1,080画素なのに対し、更に画素数の多い3,840×2,160画素です。
画素が多かれば多いほどにきれいな画質になります。
その4KにPS4proは対応していますが、私の持っているPC(CPU intel core i 7 9700k GPU RTX2070 super)で4k対応のゲームを、同じ4kテレビで写し比較するとPS4proで表示したゲームの方が画質が粗い印象を受けます。
PS4proではパワー不足のため完全な4kを表示できていない気がします。
完全な4Kを求めている方にはお勧めできません。
理由②HDRの恩恵が感じられません
まず、HDRについて説明します。
HDR対応だと表示できる明暗の範囲が広がり、白飛びや黒つぶれがなくなりより鮮明な画面を表示できます。
そのHDRなのですが恩恵を感じたことがありません。
私はsonyの4KHDR対応テレビBRAVIA、KJ-43X8300Dに接続して使用していますが、HDR対応テレビにつないでいるにもかかわらずHDRオンオフの違いがわかりません。
2021年06月現在、同じBRAVIA、KJ-43X8300DでHDRオンオフを試したところ、はっきりと違いが分かりました。
具体的に述べると、HDRをオンにすると、白飛びや、黒つぶれが無くなり、より鮮明で、見えやすい映像を体験できます。
しかし、いくつか注意点があります。
注意点①HDRはTV側の設定だけでなく、ゲーム機の設定でもオンにしなければならない。
HDRは、TV側、ゲーム機側両方の設定でオンにしないとうまく動作しません。そのため注意が必要です。
注意点②XBOX SERIES XではHDRをオンにすると、ホーム画面のコントラストがおかしく表示される。
XBOX SERIES XではHDRをオンにすると、ホーム画面のコントラストがおかしく表示され、文字が見えにくくなってしまいます。
PS5はHDRをオンにしても、ホーム画面のコントラストはおかしくなりません。しかし、HDRをオフにした場合に比べると画面が少し暗くなります。
なので、HDRは万能ではないんですね。
確かに、HDRをオンにすると映像は格段に綺麗になります。
しかし、HDRをオンにしたままだと、ホーム画面のコントラストがおかしくなり、文字が見えづらくなったり、ホーム画面が少し暗くなったりして、不便な点が目立ちます。
いちいちホーム画面にいくたび、HDRをオフにすることは面倒ですし……。
なので、HDR対応のTVをHDR目当てで買いたい方は、この「ホーム画面の問題」がアップデートで解決してからが良いと思います。
やはり、4KHDR対応有機ELテレビ(有機Elテレビとは:一画素ごとに発光しているテレビで、通常のバックライト方式のテレビに比べ細やかな明暗調整ができ、高コントラストな映像表現が可能なテレビのことです。)の方がHDRの恩恵を感じやすいと思いますので、有機ELテレビを持っている方はお勧めできますが、通常のLEDバックライト方式のテレビを使用している方にはお勧めできません。
理由③PS4proの高画質表示に対応していないソフトがあります
知らない人もいるかもしれませんが、PS4PROはすべてのソフトを高画質にできるわけではありません。(2Kを4Kにアップコンバートする機能もありますが、ここでの高画質にできないという意味はPS4PROの機能をフル活用した4K表示をできないという意味です。)
ソフト側がPS4proに対応していなければPS4proの機能を十分に発揮できません。
2020年6月17日現在、対応するソフトは増えてきましたが、まだ対応していないソフトもあります。
ですのでPS4proを購入する際には自分のプレイする予定のソフトがPS4proに対応しているかどうかを調べてから購入することをお勧めします。
理由④高額な4KHDRテレビを別途買わなければなりません
PS4proは4KHDR対応していますのでその機能を十分に発揮するには4KHDRに対応したテレビを購入しなければなりません。
4KHDR対応のテレビは2020年6月17日現在価格が下がってきていますが10万円前後とまだまだ値段が高いです。
また、HDR機能をもっと十分に発揮させたい方は有機ELテレビをお勧めしますが、有機ELテレビはさらに値段が上がり、20万前後します。
自宅のテレビが有機Elテレビかつ4KHDR対応でしたら、PS4proは購入しても良いと思いますが、新たにPS4proのために購入するとなりますとかなり費用が掛かってしまいお勧めできません。
理由⑤価格が高くコスパが悪いです
PS4proは値段がとても高くなっています。
2020年6月17日現在通常のPS4が3万3千円なのに対し最安で4万3千円前後です。
1万円の差は大きいです。
通常のPS4で十分だと思いますのでPS4proはあまりお勧めできません。
理由⑥重く分厚いです
通常のPS4も持っていたのですが、このPS4proは通常のPS4に比べ重く、分厚いです。
分厚いと置く場所に困りますし、見た目も悪いです。
また、このPS4proを妹に貸したりするのですが妹の部屋にこの重いPS4proを持ち運ばなくてはならずとても億劫です。
ゲーム機を持ち運ぶことがあるかた方にはお勧めできません。
理由⑦UHD BD非対応です
まず、UHD BDを説明します。
UHD BDとはUltra HD Blu-rayの略です。
Blu-ray Discの後継となる光ディスク規格で、4KHDRに対応しているディスクです。
PS4proが発売される前には4KHDRゲームに対応していることもあり、このディスクを再生できるようになる事を期待されていましたが、結局再生できない仕様になりました。
UHD BDを視聴したい方はPS4proでは再生ができませんので注意が必要です。
まとめ
PS4proを購入するのに向いていない方は
- 完全な4Kゲームを楽しみたい方
- PS4proに対応していないソフトをプレイしようと考えている方
- 高額な4KHDR対応有機ELテレビを所有していないもしくは購入できない方
- ゲームにお金をかけたくない方
- ゲーム機を持ち運ぶことがある方
- UHD BDの再生機器としてPS4proを購入しようとしている方
です。
あなたの参考になれば幸いです。