THANKOと書くと、どこのメーカーか判らない方が多いかと思いますが、サンコーレアモノショップのサンコーと言えば、ご存じの方も多いかと思います。
一風変わった商品、かゆいところに手が届く商品が多いあのサンコーです。
2020年はコロナで始まりました。 最初はトイレットペーパーの買占め、次にマスクや消毒液、インスタントラーメン、あらゆる物が品薄になりました。
マスクについては、暑くなる前から心配していた方も多いと思いますが、「こんなもの夏につけたら大変だ」「熱中症になってしまう」という意見がありました。
私もなんとか夏を乗り切ろうと、春頃から首掛け扇風機や、首に巻くヒンヤリ素材などを「品薄になる前に買っておこう」と検索をしておりました。
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これは売れるのでは!?
そんな中、たまたま検索でヒットしたのが「THANKOネッククーラーNeo」でした。
ネッククーラーを見た私は「これは売り切れになる」と確信し即座に購入。
その後予想通りにすぐ売り切れとなり、次の入荷は8月頃のようです。 私の判断は正しかった訳です。
恐らくTHANKO社内では、こんなに売れると思わなかったのでしょう。 普通ならこんな目立つものは売れないかも知れませんが、「コロナ+マスク+夏」という特殊な状況下では、見た目より機能が優先されたのではないでしょうか。
本当に冷えるの? どんな仕組み?
このネッククーラーはペルチェ効果という現象を利用した商品です。
ペルチェ効果は、2種類の金属に電気を流すと片方の金属が冷たくなり、もう片方の金属が熱くなるというものです。
首に当たる部分に冷たくなる金属板があり、首に沿う形で湾曲しています。
裏側はカバーに覆われており、熱くなる金属部分と冷却ファンがあります。
操作はボタン1個で、電源ON・OFF・冷たさの強弱を調整できます。
ボタンを押すごとに、強→弱→リズム(強弱が交互にランダム)へと変化します。
バッテリーは内蔵されていないので、首に装着しても重さはあまり感じません。
モバイルバッテリー1,000mAあたり1時間動きますので、10,000mAあれば10時間も使用可能です。
本当に体を冷やす事はできる?
電源を入れると10秒ほどで、金属部分が冷たくなり、首に氷を当てたような感覚になります。
結構冷たいので、1分もすると首の感覚が麻痺してきます。 できれば強よりリズムで使用して下さい。
リズムで使用すると強と弱が交互に切り替わるので、肌の感覚が麻痺せず継続した冷たさを味わう事ができます。
使用開始から5分程すると、心臓に冷たい血液が流れ込む感覚がします。
※筆者個人の感想です。
体温計で、どのくらい体温が変化するかを計ってみたのですが、目に見える変化はありませんでした。
当然です。
体温が1度落ちれば体は体温を1度上げようと頑張りますので、いくらネッククーラー冷やしても体温が変化する事はありません。
恐らく業務用冷蔵庫に全身入らない限り、体温が下がり続ける事は無いでしょう。
実際に使ってみた
では、ネッククーラーは意味が無いのかと言うと、そうではありません。
体が暑い時(熱を持っている時)は、汗をかいて体を冷却します。
運動中や炎天下で汗が止まらないのはこのためです。
そこで、ネッククーラーを装着すると体の冷却方法が一つ増えるので、汗をかく量が減る事になります。
試しに、自転車に乗った後(軽い運動程度)にネッククーラーを装着してみたところ、いつもでしたら5分ほど汗をかきっぱなしなのですが、ネッククーラーを使用すると3分ほどで吹き出る汗が止まりました 。
体の冷却がネッククーラーで補助されている証拠だと思います。
※筆者個人の感想です。
まとめ
実際、炎天下でネッククーラーを装着して突っ立ってみたのですが、いつもより汗をかく量が少ないように感じました。
よく街中で見かける首掛け扇風機ですが、熱風を顔に当てているだけで冷えているようには見えません。
また、重量も首掛け扇風機と大差ありませんので、迷った際はネッククーラーを選択することを強くお勧めします。