皆さん、Surface pro 7というパソコンをご存じでしょうか。
題にもありますが、あの超有名OS、Windowsを作ったマイクロソフトが作っているパソコンです。
しかし、ただのパソコンではありません。
タッチ操作ができ、キーボード兼カバー(別売り)を外せば、あっという間にタブレットに早変わりします!
そんなパソコン、Surface pro 7を徹底レビューします!
Contents
Surface pro 7はこういったことをしたい方にお勧め
私は、以下のことが快適にできるパソコンを探していました。
- 絵を描きたい。(絵を描くソフトCLIP STUDIO PAINTを使用したい)
- wordで文章を入力したい。
- 動画編集(無料動画編集ソフトaviutlなどを使用)したい。
- YouTubeで動画を視聴したい。
- 音楽を聴きたい。(music center for PC など)
- 漫画を大きい画面で読みたい。(コミックシーモアやamazon Kindleなど)
- ネットサーフィンをしたい。
- 持ち運びしたい。
これらのことをしたかったです。(結構多いですね。)
これらの需要をすべて満たすパソコンを調べて、たどり着いたのが、今回紹介するSurface pro 7です。
なので、私と同じことをしたいと思っている方は、かなりお勧めできます。
今回紹介するSurface pro 7はどんなパソコンか紹介
Surface pro 7とは
今回紹介するSurface pro 7とはどんなパソコンなのでしょうか。
どんなパソコンか既に知っているよという人は「Surface pro 7でできること」もしくは、「Surface pro 7の良い点・悪い点」の青文字をクリックして飛ばしてください。
Surface pro 7は、Windowsで有名なマイクロソフトが作った「Surface」シリーズの中の一つです。
「Surface」シリーズは数多くあり、現在発売されているシリーズが、
スタンダードなSurface。キーボードを取り外せばタッチスクリーンなのでタブレットにもなるし、キーボードを取り付ければPCにもなる。別売りのSurface penがあれば絵も描ける。
最小・最軽量のSurface。こちらもSurface pro同様タブレットにもなるし、パソコンにもなる。Surface penがあれば絵も描ける。タッチスクリーンPC
一見普通のノートパソコンに見えるが、こちらもキーボードを取り外すことが可能。もちろんタッチスクリーンで、Surface penがあれば絵も描ける。
こちらはタッチスクリーン対応だが、キーボードは取り外しができない。Surface penがあれば絵は描けるようだが、本格的に絵を描くには書きづらい
こちらはタッチスクリーンには対応していないが、軽く、持ち運び便利。キーボードは取り外しができない。絵も描けない。
の5種類あります。
「Surface」シリーズの中でSurface pro 7は、一番スタンダードなモデルで、キーボードの取り外しができ、タッチ式で、絵も描けるモデルということになります。
また、同じ「Surface」シリーズでも、自由にスペック(CPU・メモリ・ストレージ)を選ぶことができます。
もちろん、スペックが高ければ高いほど高価になります。
ちなみに、今回紹介するSurface pro 7のスペックは、以下の通りです。
- CPU :Core-i7
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 256GB
こちらのモデルを今回は紹介します。
Surface pro 7は「Surface」シリーズのどんなモデルか、わかっていただけたところで、次は、Surface pro 7で実際にできることを紹介していこうと思います。
Surface pro 7でできること
こちらのSurface pro 7でできることを紹介します。
絵が描ける。(別売りのSurface penもしくはSurface slim penが必要です。)
Surface pro 7では絵を描くことができます。
別途CLIP STUDIO PAINTを購入し、インストールすれば、より快適に絵を描くことが可能です。
タッチ操作が可能。
地味にありがたいのはタッチ操作が可能ということです。
これにより、直感的に操作可能ですし、スマホに発売されているゲームがマイクロソフトストアにあったりするので、それらのゲームをタッチ操作でプレイできます。
タブレットに早変わり。
別売りのキーボードを外せば、大画面のタブレットに早変わりします。
液晶タブレットに描く感覚で絵も描けますし、大画面で漫画を読めます。
さらにタッチ式のため、漫画のページをめくるのを、わざわざキーボードで操作せずにタッチで操作できます。
Windows 10搭載。
これにより、Windowsに対応した数多くの無料・有料ソフトを使用可能です。
また、Word Excel PowerPointも使用できるため、仕事用にも使えます。
着脱式のカバー型キーボード(別売り)があれば、キーボード入力が手軽にできる。
Wordで文章をたくさん入力する方も安心です。
キーボードが着脱式のため、キーボード入力したくなったらすぐにキーボードをつなげ、キーボード入力できます。
キーボードはマグネット式のため、簡単に引っ付きますし、磁力が強くないため、取り外しも簡単です。
ここまで、Surface pro 7のできることを紹介しました。
しかし、Surface pro 7にはできないこともあります。
次は、Surface pro 7ではできないことを紹介していきます。
Surface pro 7ではできないこと
3Dゲームなどの高負荷がかかるゲームはできません。
このSurface pro 7は高負荷がかかるゲーム用途では使用できません。
低スペックでもできるゲームでしたらプレイすることは可能ですが、パソコンに高負荷をかけるようなゲームはできません。
そのような用途に使うパソコンはBTOパソコンなどで購入することをお勧めします。
本格的な絵を描くこと。
このSurface pro 7では本格的に絵をかくのはお勧めできません。理由は以下の2点です。
- 画面が小さいこと。
- Surface penやSurface slim penはワコムのペンに比べると書きづらく感じるため。
やはり本格的に絵を描きたい場合は、ワコムの液晶タブレットを購入することをお勧めします。
以上が、Surface pro 7ではできないことでした。
これで、Surface pro 7でできること・できないことがわかっていただけたと思います。
次に、実際にSurface pro 7を使用してわかった、Surface pro 7の良い点・悪い点を述べていこうと思います。
Surface pro 7の良い点・悪い点
Surface pro 7の良い点
Surface pro 7の良い点①ペンと本体がマグネット式のため、ペンの置き場所に困らず、無くさない
Surface pro 7とSurface penがマグネット式になっているため、引っ付きます。
なので、Surface penの置き場所に困りません。
無くす心配もありません。
それが非常に便利です。
ここで少し本題からそれますが、Surface penについて補足情報がありますので、下に記載します。
Surface penは大きく分けて、下の2種類あります。
- Surface pen 単6電池で動くペン。
- Surface slim pen 充電式のペン。Surface penより値段が高い。
充電式が良い方は、Surface slim penの購入をお勧めします。
Surface pro 7の良い点②非常にコンパクト
Surface pro 7は非常にコンパクトです。
どのくらいコンパクトなのか、前の記事で紹介したガレリアのノートPC(青文字をクリックすると、当該記事に飛びます)と比較した写真を下に貼り付けておきます。
また、それぞれのPCの製品サイズと重さを記載しておきます。
商品名 | 幅 | 奥行き | 高さ | 重さ |
---|---|---|---|---|
Surface pro 7 | 292mm | 201mm | 8.5mm | 2.58Kg |
ガレリアのノートPC | 359.8mm | 244.3mm | 25.8mm | 2.1Kg |
いかがでしょうか。
かなりコンパクトだと分かっていただけたと思います。
ここまでコンパクトだと、持ち運ぶのがとても楽です。
よくPCを持ち運ぶ方は、Surface pro 7はお勧めできます。
Surface pro 7の良い点③付属のスタンドがしっかりしていて、様々な角度に曲げることができるため、画面をいろんな角度にすることができる。
Surface pro 7には本体に付属しているスタンドがあります。
こういったスタンドです。
このスタンドの作りはしっかりしていて、このように約160度回ります。
そのため、スタンドを様々な角度にして本体を支えることが可能です。
Surface pro 7はこのスタンドがないと自立できないため、このSurface pro 7にはなくてはならないスタンドなのです。
このスタンドを良い点とします。
Surface pro 7の良い点④画面が綺麗
画面が非常にきれいです。
下に画面サイズと解像度を記載します。
- 画面サイズ:12.3インチ
- 解像度:2736×1824
一般的なFHD(解像度:1920×1080)と比べて、約1.68倍もの解像度が、画面サイズ12.3インチという比較的小さな画面サイズ(通常のPCモニターは24・27インチほど。スタンダードノートPCのモニタは15インチほど。)で表示されます。
そのため、非常に解像度が高いと錯覚します。
解像度が高いと、画面が見やすいと感じます。
また、絵をかくときに緻密に絵を描けますので絵を描く人にとっては大きなメリットだと思います。
Surface pro 7の良い点⑤電源がコンパクトかつマグネット式で、さらにUSB Type Aポートもついているため、とても便利
このSurface pro 7は電源がコンパクトで、マグネット式のため、本体にくっつき、楽に充電ができます。
どのくらいコンパクトか分かっていただける画像を用意しました。
下に前の記事で紹介したガレリアゲーミングノートPCの電源と比較しましたので、その画像をご覧ください。
いかがでしょうか。
ガレリアノートPCの電源に比べ、Surface pro 7は、かなりコンパクトな電源だと分かっていただけたでしょうか。
ここまでコンパクトだと持ち運びも便利ですし、この点は良い点です。
しかも、電源にUSB Type Aポートが一つついています。
これでSurface slim penを所有している方は、本体と一緒に充電できますね。
この点もうれしいです。
Surface pro 7の良い点⑥micro SDカードに対応しています。
このSurface pro 7、少ない容量を選んでしまっても大丈夫です。(といっても、余裕をもって256GBくらいのモデルをお勧めします。)
何故ならSurface pro 7は、micro SDカードに対応しており、micro SDカードをPCのストレージとしてデータを入れることが可能だからです。
もちろん外付けHDDをつなぐこともできますが、持ち運びが大変なので、micro SDカードに対応しているのは嬉しいですね。
これをSurface pro 7の良い点とします。
ちなみに、Surface pro 7のSDカード差込口が、分かりにくい位置にありますので、下に画像で説明をします。
次に、Surface pro 7の悪い点を述べたいと思います。
Surface pro 7の悪い点
Surface pro 7の悪い点①価格が高い
Surface pro 7の最大のデメリットではないでしょうか。
価格が非常に高いです。
今回紹介したSurface pro 7 core-i7 メモリ16GB SSD256GBモデルは、2021年04月現在、Amazon価格で222,420円になります。
かなり高額ですね。
よくSurface proと比較されるipad proは価格が10万円前後のため、いかに高額か分かっていただけると思います。
ですが、このSurface pro はipad proと違い、Windows10を搭載したパソコンですので、このように高額なのだと思います。
この価格を許容できない方はお勧めできません。
Surface pro 7の悪い点②熱くなる
私は、このSurface pro 7で主にCLIP STUDIO PAINTソフトを使い、絵を描くのですがその際に、ほんのり温かくなります。
インターネットで絵の資料を見ようとタブを複数開くとさらに熱くなります。
ですので、このSurface pro 7で絵をかくときは、Surface pro 7一台で絵の資料とCLIP STUDIO PAINTソフトを立ち上げるのではなく、もう一台ノートPCもしくはデスクトップPCを用意して、Surface pro 7とは別のPCで絵の資料や、絵の参考動画などを見ながらSurface pro 7で絵を描くことをお勧めします。
Surface pro 7の悪い点③USBの差込口が少ない
Surface pro 7にはUSBの差込口が、USB TypeAの差込口1つ、USB TypeCの差込口一つの計2つしかありません。
ドスパラのノートPCガレリアGCL1650TGFはUSB TypeAの差込口が3つついていますので、それに比べると少ないと思います。
USBの周辺機器をたくさんSurface proにつなげたいという方は、USBハブは必須ですので、注意が必要です。
Surface pro 7の悪い点④騒音
私が所有するSurface pro 7のCore i7モデルはファンがついています。(Core i5 Core i3モデルはファンレスのため、このような問題は起きないと思われます。)
そのファンの音が結構うるさいです。
CLIP STUDIO PAINTのソフトを使い、絵を描いただけでサーといった音が本体から出ます。
気になる方は気になると思いますので、これを悪い点とします。
Surface pro 7の悪い点⑤LANポートがない
このSurface pro 7、LANポートがありません。
なので無線LANで接続することになります。
よって、無線LANがある環境が必須になります。
もし、どうしてもLANポートが必要な場合、別売りのSurfaceドッグを購入するか、有線LANアダプターを購入しなければなりません。
しかし、Surface pro 7にはUSBポートも少ないので、市販の有線LANアダプターを使用する場合、USBハブも購入しなければなりません。
LANポートが最初からついていれば、そのような出費がなくて良いので、これを悪い点とします。
ちなみに前に紹介したガレリアノートPCにはLANポートがついてます。
以上が、Surface pro 7の悪い点でした。
これで、Surface pro 7の良い点・悪い点をわかっていただけたと思います。
次に気になるのが、Surface pro 7の実際の性能ですよね。
そこで、筆者が所有するSurface pro 7のcore i7、メモリ16GB、SSD256GBモデルのベンチマーク結果を以前書いた記事で紹介した、コスパ最強ノートPC、ガレリアGCL1650TGFのベンチマーク結果と比較しながら、記載したいと思います。
Surface pro 7はどれくらいの性能があるの?ベンチマークテスト比較!
今回ベンチマークテストする2つのPCのスペック
ここでは、Surface pro 7 core i7、メモリ16GB、SSD256GBモデルのスペックと、今回比較するガレリアGCL1650TGFのスペックを記載します。
商品名 | CPU | GPU | メモリ | ディスク:C |
---|---|---|---|---|
Surface pro 7 | 第10世代intel core i7 1065G7 | Intel Iris plus グラフィックス(CPU内蔵グラフィックス) | 16GB | SSD TOSHIBA KBG40ZPZ256G |
ガレリアGCL1650TGF | 第10世代intel core i5 10300H | GTX1650Ti | 16GB | SSD PHISON PS5012-E12S-512G |
この2つのノートPCに複数のベンチマークテストをしていきます。
まず最初は、CINEBENCH R23で計測したスコアを記載します。
CINEBENCH R23
商品名 | CPU(multi core)スコア |
---|---|
ガレリアGCL1650TGF | 5210pts |
Surface pro 7(core i7 メモリ16GBモデル) | 3128pts |
次に、このPCでゲームをする方はいないと思いますが、一応、ゲームのベンチマークテストを行います。
ドラゴンクエスト10ベンチマークテスト
- グラフィック設定:標準画質
- 解像度:1920×1080
- 表示方法:フルスクリーン
で計測した結果です。
商品名 | 評価 | スコア |
---|---|---|
ガレリアGCL1650TGF | すごく快適 | 19703 |
Surface pro 7(core i7 メモリ16GBモデル) | とても快適 | 9523 |
しかし、ガレリア GCL1650TGFはグラボにGTX1650Tiが搭載されていますので、グラボが搭載されていないSurface pro 7は健闘したほうなのではないでしょうか。
次に、WIN SCORE SHARで測定していきます。
WIN SCORE SHAR
商品名 | プロセッサ(CPU) | メモリ | グラフィック | 基本スコア |
---|---|---|---|---|
GCL1650TGF | 8.9 | 8.9 | 6.3(インテル内蔵グラフィック) | 6.3 |
Surface pro 7 | 8.9 | 8.9 | 8.2 | 8.2 |
- プロセッサ(CPU)
- メモリ
- インテル内蔵グラフィック
- 基本スコア
という結果になりました。
次に、Pass Markで測定した結果も記載します。
Pass Markベンチマーク
商品名 | CPU Mark | 2DグラフィックMark | 3DグラフィックMark | Memory Mark | Disk Mark | Pass Mark rating(総合評価) |
---|---|---|---|---|---|---|
GCL1650TGF | 9701.5 | 360.9 | 8042.1 | 3244.0 | 14474.0 | 3577.1 |
Surface pro 7 | 10070.2 | 406.0 | 2023.7 | 2516.3 | 10660.5 | 3325.8 |
- CPU性能
- 2Dグラフィック性能
- 3Dグラフィック性能
- メモリ性能
- ディスク速度
- 総合評価
これは、先ほど言ったように、ガレリアGCL1650TGFがグラフィックボードを搭載しているため、このような結果になったと思います。
各ベンチマーク計測結果まとめ
ベンチマークによって多少前後しますが、このような計測結果になったと言えます。
テスト項目 | 結果 |
---|---|
CPU | ほぼ同性能(CINEBENCH R23ではGCL1650TGFが勝っていて、Pass MarkではSurface pro 7が勝っている。) |
2Dグラフィック性能 | Surface pro 7が勝っている |
3D グラフィック性能 | GCL1650TGFが勝っている(グラフィックボード搭載しているため) |
インテル内蔵グラフィック性能 | Surface pro 7が勝っている |
メモリ性能 | GCL1650TGFが勝っている |
ディスク速度 | GCL1650TGFが勝っている |
Surface pro 7はゲーミングノートPC ガレリアGCL1650TGFと比べても性能面で勝っている部分があり、高性能といっても良いのではないでしょうか。
これで、Surface pro 7の性能面についてもわかっていただけたと思います。
次に、Surface pro 7を購入するにあたって必要な情報を記載していこうと思います。
まずは、Surface pro 7のアクセサリについてです。
Surface pro 7のアクセサリは何が必要?
Surface pro 7のアクセサリは様々なものが出ていますので、何を購入すれば良いのか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言いますと、「Surface pro タイプカバーは必須だが、それ以外は必要に応じて購入することをお勧めします」です。
解説します。
まずSurface pro タイプカバーは、パソコンを使う上で必須のキーボードです。
迷わず、Surface pro タイプカバーは購入しましょう。
その他のアクセサリで優先順位が高いのがSurface penです。
こちらはSurface pro 7で絵を描きたい方は必ずSurface pen購入しましょう。
充電式のペンが良い場合、通常のSurface penより少し高額ですが、Surface slim penを購入しましょう。(通常のSurface penは単6電池式です。)
残ったのはサーフェスマウスとサーフェスダイヤル、サーフェスヘッドホンやイヤホン、サーフェスドックです。
それぞれ解説していきます。
サーフェスマウス
デザインが魅力的なマウスですが、正直必要ありません。
キーボードのタッチパットでマウス操作はできますし、わざわざ値段の高い純正マウスを買わなくても、普段自分の使っているマウスを接続することもできるからです。
サーフェスダイヤル
サーフェスダイヤルは音声の大小、拡大縮小などをダイヤルでできると言ったアクセサリなのですが、正直なくても困りません。
ただ、あるとAmazonプライム、ディズニー+などで映画を見る際、音量調節したい時に便利にはなりますので欲しい方は購入すると良いと思います。
サーフェスヘッドホン・イヤホン
通常のヘッドホンや、イヤホンとは違い、タッチで操作可能です。
ですが少し慣れが必要です。
魅力に感じた方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
しかし、個人的には値段が高額の為、お勧めできません。
サーフェスドック
こちらは、外部ディスプレイに出力したり、高速充電したり、USBハブになったり、有線LANを接続したりする用途で使用できるドッグです。
スペックは以下の通りです。
- 199W電源アダプター
- USB-C(10Gbps)(15W)×2
- USB-C(10Gbps)ビデオディスプレイ対応(7.5W)×2
- USB-A 3.2(10Gbps)(7.5W)×2
- 3.5mm入力/出力オーディオジャック
- LANポート
このSurfaceドッグですが、結論から言うと、「他の機器を購入すれば、代用ができますが、これらを一つの機器でできるメリットもあり、非常に魅力的だが、値段が高額なため、お勧めしにくい」です。
- USBポートが足りない場合は、USBハブを購入すれば代用できます。
- 高速充電したい場合は、他の高速充電器を購入すれば代用できます。
- LANケーブルを接続したいのであれば、有線LANアダプターを購入すれば代用できます。
- 外部ディスプレイに画面を出力したいのであれば、ディスプレイアダプターを購入すれば代用できます。
なので、このSurfaceドッグは、購入する必要がないように思うかもしれませんが、「これらのことを一つの機器でできる」というメリットが大きいです。
多数の機器を接続すると、配線がどうしてもごちゃごちゃしてしまいますし、一つの機器でできると無駄がなく、スマートです。
しかし、2021年04月現在のSurfaceドッグの価格は32,340円です。
非常に高額なため、お勧めしにくいのです。
このSurfaceドッグはあると便利ですが、なくても作業はできますので、自分の使用環境や、価格、メリットを考慮したうえで購入を考えてみてください。
以上が、Surfaceのアクセサリについてでした。
次に、Surface pro 7に液晶保護シールは必要か、述べていきたいと思います。
Surface pro 7の液晶保護シールは必要?
結論から言いますと、「基本的にはSurface pro 7に液晶保護シールは必要ありません。ただし、保護シールが必要なケースもあります。」です。
これはSurface penやSurface slim penで絵を描く方も、同様です。
最初に、Surface pro 7に液晶保護シールがなぜ必要ないか述べ、その後、保護シールが必要なケースを2つ述べたいと思います。
Surface pro 7に保護シールが必要ない理由は、Surface pro 7の液晶に、ゴリラガラスを採用しているからです。
ゴリラガラスとは……コーニングによって開発された特殊ガラスの名称である。強度はプラスチックの数十倍と言われ、衝撃や傷に耐えることが可能である。
Wikipedia ゴリラガラス より
このゴリラガラスはひっかき傷などに強いため、わざわざ保護フィルムを貼らなくても良いのです。
ただし、保護シールが必要な例外のケースが2つあります。
それぞれ解説します。
保護シールが必要なケース1 Surface pro 7で絵を描く方が、Surface pro 7に紙のような質感を出したいため、保護フィルムをつけたい場合
Surface pro 7のようなタブレットや、液晶ペンタブは、画面がつるつるとしています。
そのつるつるとした画面に絵を描くわけですが、紙に絵を描くことに慣れている方にとっては、書きづらく感じます。
何故なら、紙はつるつるとしていません。ざらざらとしていて、絵を描くとき、ペンにわずかな抵抗を感じるのです。
その差が、書きづらくしている要因です。
その差をなくすために、画面にわざと紙のようなざらざらとした質感を与え、紙にペンで絵を描いた時のようなほどよい抵抗を与える保護シールがあります。
そのような用途で保護シールを貼るのは、好みですので良いと思います。
ただし、この保護シールには注意点があります。
それは、「すぐにペン先が消耗してしまう」です。
沢山絵を描く方は、その分ペン先の消耗が激しくなります。
そのため、個人的には、このような保護シールを貼らず、つるつるな画面に絵を描くのを慣れてしまった方が良いと思います。
保護シールが必要なケース2 頻繁に落としてしまう場合。
先ほどゴリラガラスは傷や衝撃に強いと述べました。
しかし、Surface pro 7でも当てはまることですが、ゴリラガラスを採用している機種の液晶が薄型化、大型化されているため、いくらゴリラガラスでも、落下させると、画面にひびが入ったり、割れてしまったりしてしまう場合があります。
なので、保護シールを貼っておくと、落下させても液晶を守ってくれますので、よく落とす方は液晶保護シールを貼ることをお勧めします。
最後にまとめに入ります。
まとめ
- 手軽に絵を描きたい方。(別売りのSurface penもしくはSurface slim penが必要です)
- 大画面で漫画を読みたい方。(タッチでページをめくれます)
- コンパクトなPCをお求めの方。
- Word Excel PowerPointを使用したい方。
- Windows10対応のソフトを使用したい方。
- 綺麗な画面のPCをお求めの方。
- SDカード対応のPCをお求めの方。
- 高額な価格を許容できない方。
- USBポートが少ないことを許容できない方。
- 熱くなることを許容できない方。(触れないほど熱くなることはありません。)
- 騒音を許容できない方。(Core i7モデルのみ。Core i5 Core i3モデルはファンレスのため、騒音は出ないと思われます。)
Q
Surface pro 7のアクセサリが沢山売られているけど、何が必要なの?
A
Surface pro タイプカバーは必須です。
絵を描く方は、電池式のSurface penもしくは、充電式のSurface slim penが必要です。
USBハブ、高速充電、有線LANアダプタを一つの機器で済ましたい場合は、Surfaceドッグを購入する必要があります。
それ以外のアクセサリは基本的に必要ありません。
欲しくなったら必要に応じて、あとから購入すれば良いと思います。
Q
Surface pro 7に保護シールは必要?
A
ゴリラガラスというひっかき傷に強いガラスを採用しているため、基本的には必要ありません。
しかし、必要なケースが2つあります。
ケース1は、Surface pro 7で絵を描く方が、Surface pro 7に紙のような質感を出したいため、保護フィルムをつけたい場合。
です。詳しく知りたい方は、上の太い青文字をクリックして飛んでください。