前回の記事で、私は新型スイッチの概要を予想しました。(前回の記事はこちら)
そのあとすぐ、新型スイッチが発表されました。
なので今回は、今回発表された新型スイッチがどういったものか、解説したいと思います。
なるべく、専門用語も解説していこうと思いますので、専門用語がわからない方も大丈夫です。
前回の記事で私が予想したことが当たっているかどうかも見てみると、より楽しめるかもしれません。
まず、最初に、新型スイッチと、旧型スイッチ、何が違うか気になる方が多いと思います。
なので、新型スイッチが、旧型スイッチと比べ、変わったところをまとめます。
Contents
新型スイッチが旧型スイッチと比べ、変わったところ。
一番大きな違いが、この有機ELに対応したという点です。
有機ELとは・・・・・・普通の液晶と、有機EL液晶の違いは、黒の表現にあります。普通の液晶は、バックライトで光っています。そのため、黒を表現しようとすると、バックライトの光が明るく見えてしまいます。しかし、有機ELはバックライトで光っておらず、画素一つ一つが自発光しているため、真っ暗にすることができ、引き締まった黒を表現できます。
有機EL液晶はとてもきれいなので、携帯機モードでプレイする方にとってはうれしい点ですね。
今回の新型スイッチは、Surfaceのような自由に角度をつけられるスタンドが付いています。(ですが、おそらくSurface程に質が良いスタンドではないと思われます。)
旧型のスイッチはスタンドはついていたものの、まともに使用できないものでしたからね。
スタンドを良く使う方は、嬉しい点だと思います。
有線LANが直接差せるようになりました。
旧型のスイッチは、下のUSBと有線LANを変換するアダプタ「LANアダプター for Nintendo switch」が必要でした。
しかし、新型では必要なくなります。
これは、よくゲームのマルチプレイする方にとっては嬉しい点なのではないでしょうか。
有線LANじゃないと安定した通信ができませんからね。
本体の内蔵メモリが倍の64GBになりました。
ですが、個人的にはたくさんゲームをするゲーマーにとっては、64GBでも少ないと思います。
なので、どっちみち大容量のMicro SDカードを買わなくてはならないので、あまりうれしくない点だと思いますが、64GBで十分と感じるライトユーザーにとっては、うれしい点かもしれませんね。
スイッチ内蔵スピーカーが新しくなりました。
TVモードでプレイする方や、イヤホン、ヘッドホンを差し込み、プレイする方にとっては魅力がない点ではありますが、スイッチ内蔵スピーカーを使用する方は、うれしい点だと思います。
有機ELになったので、もちろん価格は上がりました。
しかし、この価格はかなり抑えたと思います。
後ほど、詳しく解説しますが、有機ELに加え、本体容量2倍にし、有線LANを直接接続できるようになって、5,002円しか上がらないのは、驚きです。
有機ELは非常に高価ですからね。
ホワイトカラーが新型スイッチの新色として追加されました。
見た目がかなりかっこよいです。
ですが、既視感がしませんか?
そうです、PS5もこのホワイトカラーと同じく白と黒を基調としたデザインでした。
PS5とこの新型スイッチを並べると、映えそうですね。
以上が、新型スイッチで変わったところでした。
次に、逆に変わらなかったところに焦点を当てて、まとめようと思います。
逆に変わらなかったところ。
私は、前回の記事で、DLSSに対応し、4K出力に対応するのではないかと予想しましたが、(DLSSについては、前のこちらの記事で解説しています。)実際には、DLSSに対応しておらず、4K出力にも対応していませんでした。
それどころか、基本的な性能は、旧型のスイッチと何も変わらないそうです。
なので、残念に思う方もいるのではないでしょうか。
特に、携帯モードではプレイせず、TVモードでしかプレイしない方にとっては、今回の発表に、落胆したかもしれません。
私も、結構ショックでしたね……。
ただ、この新型スイッチとは別に、もう一つのタイプの4K対応の性能アップ版新型スイッチが開発されているという噂があります。
真偽は定かではありませんが、それが本当だと嬉しいですね。
以上が逆に変わらなかった点でした。
次に、価格について述べたいと思います。
新型スイッチの価格について
新型スイッチの価格は37,980円です。
この価格について述べたいと思います。
この価格は、旧型スイッチの価格が32,978円なので、5,002円高くなったことになります。
ここで、この5,002円がいかに安いか、考えてみましょう。
新型スイッチは、旧型スイッチに比べ、容量が32GB増え、64GBになりました。(参考 32GBのMicro SDカードの値段 880円 Samsung EVO Plus 32GBのAmazon価格 より)
また、有線LANのアダプタなしで、本体に直接有線LANが接続できるようになりました。(参考 純正有線LANアダプタの値段 3,278円 株式会社 HORI LANアダプターの商品サイトの価格より )
これだけで、約4,000円ほどの価値があります。
つまり、「残りの1,000円で有機ELに対応した」と言っても良いことになります。
有機ELは液晶画面より高価なものなので、1,000円で有機ELを楽しめると考えると、安いと思います。
しかも、現在、有線LANアダプタは純正品がAmazonで購入できない状態にあります。(2021年07月時点)
Amazonで購入できるのは、怪しい中国製のものしかなく、リスクが伴います。
そのことも考えると、有線LANアダプタが要らない点は、この値段以上の価値があると言えます。
これらのことを踏まえ、この差額の5,002円は安いと考えられます。
つまり、新型スイッチの価格、37,980円は安いと筆者は考えます。
次に、新型スイッチの発売日・予約開始日について述べたいと思います。
新型スイッチの発売日・予約開始日
- 新型スイッチの発売日は、2021年10月08日
- 新型スイッチの予約開始日は、2021年9月下旬
を予定しています。
私は前回の記事で、2021年12月頃と予想しましたが、外れてしまいましたね……。
思いのほか、早い発売だと思いました。
最後に、まとめに入ります。
まとめ
今回は新型スイッチについて解説させていただきました。
私は、今回の新型スイッチは、コスパは良いと思いますが、期待していた高性能なスイッチではなく、正直がっかりしてしまいました。
なので、スイッチをすでに持っている方で、携帯機としてプレイするのが少ない方は、あえて購入しなくても良いと思います。
ただ、今スイッチを持っていなくて、携帯機としてプレイする予定がある方は、この新型スイッチを購入するのもありだと思います。
最後に、新型スイッチの情報をまとめ、どんな方が購入するのに向いているか、逆に、どんな方が購入するのに向いていないか記載して、この記事を終わりたいと思います。
新型スイッチ(商品名 Nintendo Switch 有機ELモデル)
- 有機EL対応
- 自由な角度調節が可能なスタンド
- 有線LAN端子
- 本体メモリ64GB
- 新スピーカー
37,980円
2021年09月下旬予定
2021年10月08日予定
- 携帯モードで主にプレイする方
- Switchを所有していない方
- TVモードで主にプレイする方
- 既にSwitchを持っている方