最近、Switch本体の大型アップデートが実施され、ついに、SwitchがBluetoothイヤホンに対応しましたね。
それを記念して、SwitchにBluetoothイヤホンを接続して、レビューしたいと思います!
しかし、ただのBluetoothイヤホンを接続しても面白くないですよね?
そこで今回は、中国製格安Bluetooth無線イヤホンをSwitchに接続してみます!
果たして正常に使えるのでしょうか……!早速見てみましょう!
今回使用した格安Bluetooth無線イヤホンはこちら。
Contents
SwitchにACEFASTワイヤレスイヤホン(中国製無線イヤホン)を接続してみる。
中国製格安Bluetoothイヤホン、ACEFAST ワイヤレスイヤホンをSwitchに接続してみます。
果たして正常に接続できるのでしょうか……。
検索中……。
ACEFASTイヤホンの本体を取り出し、ペアリングモードにします。
出てきました!ACEFAST T2のイヤホンの表記です!
正常に接続できました!
格安中国製イヤホンでもSwitchと正常に接続できることが確認できました!
しかし、問題は接続後です。
接続が切れたり、音が極端に悪かったり、遅延が発生したりしたら、ゲームが快適にできませんので、接続後が重要です。
ですので、次は、しばらくイヤホンを接続しながらゲームをプレイした筆者の感想を述べます。
SwitchでACEFASTワイヤレスイヤホン(中国製無線イヤホン)を使用した感想。
結論から言いますと、「快適に動作しました。」
接続が途切れることも、音が極端に悪いことも、遅延が発生することもありませんでした。
非常に快適に動作するため、まるで有線イヤホンや、スピーカーなどの遅延の無い音でプレイしているかのようでした。
今回接続した格安イヤホン、Switchと相性が良いように思えるので、お金はないけど……、無線イヤホンでSwitchをプレイしたい!という人にお勧めできます!
今回は、そんな中国製ワイヤレスイヤホン、ACEFASTワイヤレスイヤホンを徹底レビューしていきたいと思います。
今回使用した中国製イヤホンはどんな商品?
どんな商品か一言で言うと……?
まず、今回Switchに接続してみた格安中国製イヤホンはどんな商品か説明します。
どんな商品か、一言で言うと、5,980円という低価格で、ノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能、防水機能がついており、音質もまあまあなコスパ最強イヤホンです。
こんな高機能なイヤホンを、低価格で提供できるとは……恐るべし中国パワー!
ただし、こちらのイヤホン、完ぺきな商品ではなく、悪い点もあります。
それは後ほど、実際に使ってみて感じた悪い点で辛口で述べたいと思います。
商品の外観チェック!
次に、今回紹介するワイヤレスイヤホンの外観を写真でチェックしていきましょう!
ケースの見た目
ケースオープン!
イヤホンを取り出してみる。
イヤホン本体アップ。
どんな商品か、イメージはできましたか?
次は、ACEFASTワイヤレスイヤホンを実際に使ってみて感じた、良い点を記載します。
ACEFASTワイヤレスイヤホンの良い点
まずは、ACEFASTワイヤレスイヤホンの良い点を見ていきましょう。
良い点①圧倒的なコスパ
このACEFASTワイヤレスイヤホンの驚くべきポイントは、値段にあります。
流石、中国製、安いです。
アマゾン価格が2021年10月時点で、5,980円と、ノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンと考えると、衝撃の価格です。
私が以前コスパ最強と紹介した、Ankerの Anker Soundcore Liberty Air 2 Proですら、12,980円ですからね……この価格は非常に安いと言えるでしょう。
ですが、いくら安くても、使えなければ、安物買いの銭失いですよね。
安心してください。
この商品は正常に使えます。
これは、先ほどのSwtichと接続しても使えたことからも分かっていただけると思います。
この商品は、普通に使えてしまうのです。
最近は中国製の品質も上がってきていますからね。
中国製とひとくくりにするには、もったいない製品です。
良い点②この価格でノイズキャンセリングモードがある。
この価格でノイズキャンセリングがついているのは非常に驚きです。
ノイズキャンセリング機能はどのくらいかというと、Anker Soundcore Liberty Air 2 Proほど周囲の音を軽減させているように感じることはありませんが、オンとオフの違いがはっきり分かるくらいは、機能しています。
お飾りだけのノイズキャンセリング機能でないことは確かです。
これは良い点だと思います。
良い点③この価格で外音取り込みモードがある。
この価格で外音取り込みモードもあります。
外音取り込みモードとノイズキャンセリングモードを切り替えると、はっきり違いが分かります。
しかし、このモード切替には、少し悪い点があります……。
後ほど、悪い点の悪い点①に記載します。
この価格帯で外音取り込みモードまであるのは素晴らしいことですので、良い点に加えました。
良い点④IPX6の防水機能付がついている。
IPX6の防水機能がついています。
Anker Soundcore Liberty Air 2 ProですらIPX4の防水機能ですからね。
これは凄い点です。
ですが、IPX6とはどれくらいの防水性能か、そもそも、IPX6って何を表しているの?と思う方もいらっしゃるかもしれないので、画像で説明します。
まず、IPX6が何を表しているのか、画像で解説します。
つまり、IPX6とは、防塵性能は省略、防水性能は1~8段階ある中で、6の能力があるという意味です。
では、6とは、どれくらいの防水性能があるのでしょうか。次の画像をご覧ください。
つまり、IPX6とは、暴噴流程度なら壊れる心配がないと言うことです。
これはかなりの防水性能と言えます。
なので、雨の日でも安心ですね。
良い点⑤きちんと技適マークがついている。
こちらの本体の裏面の写真をご覧ください。
そうなんです。こちらの商品、技適マークがついています。
技適マークが何なのか知らない方に軽く説明すると、無線機器において、日本国で使用する基準を合格していることを表すマークです。
詳しくは、別の記事で解説しています。そちらをご覧ください。
怪しい中国の製品では、この技適マークがついていないことがあるんですよね。
技適マークがついていない製品を使用すると、法律違反になる場合がありますので、これは重要な点だと思います。
この商品は、安心して、日本国内で使用することができます。
ACEFASTワイヤレスイヤホンの悪い点
次は、ACEFASTワイヤレスイヤホンの悪い点を見ていきましょう。ここから筆者は辛口になります!良い商品だからこそ!直してほしい惜しい点です!
悪い点①モード切替を知らせる言語が中国語で、何を言っているのか分からない。
これは、非常にもったいない点です。
せっかく、低価格でノイズキャンセリング、外音取り込み機能が付いているのに、それを知らせる言語が中国語で、何と言っているか分かりません。
しかも、言語は変えることはできません。
日本語でなくとも、せめて世界共通言語である英語にしてほしかったです。
ここでは、ACEFASTのワイヤレスイヤホンの、モード切替の中国語が、なんという意味か予測し、下に記載します。(これはあくまで筆者の予想です。)
チュスブルシアン→外音取り込みモード
ベエンシアン→ノイズキャンセリングモード
オーフ→off
悪い点②本体を操作して、ペアリングモードにできない。
例えば、ゼンハイザーのイヤホンは、イヤホンを両方同時に長押しすればペアリングモードになります。このような、他のイヤホンにはある、本体を操作しペアリングモードにする機能がありません。
このことで、どんな困ったことが起こるか解説します。
他のイヤホンならば、機器に接続している状態でも、本体を操作し、ペアリングモードにすれば、他の機器に接続可能です。しかし、このイヤホンは本体を操作し、ペアリングモードにできないので、機器に接続している状態だと、他の機器に接続することができません。
なので、この機器を他の機器に接続したい場合、ペアリングモードにするために、今接続している機器を探し、設定画面で接続を解除しなければなりません。
今接続している機器が分かれば、あまり苦労することはないかもしれません。
しかし、今、どの機器と接続しているか分からない場合、このイヤホンと接続している機器を探し回ることになります。
なので、このことを許容できない方には、この無線イヤホンはお勧めしづらいです。
本体を操作してペアリングモードにできるようにしてほしかったです。
力技ですが、初期化をすれば、前接続していた機器の設定画面で接続解除しなくても、接続を切ることができ、新しい端末と再接続できることが確認できました。初期化の方法は、後ほど、「もしACEFAST T2が片耳しか聞こえなくなったら……。」で記載しています。
悪い点③アプリがなく、タッチ操作のカスタマイズができない。
私は、複数のイヤホンがあり、タッチ操作をカスタマイズし、操作を同じにしています。
何故なら、操作を同じにすれば、イヤホンごとにタッチ操作を覚える手間が省け、快適にタッチ操作ができるからです。
しかし、このイヤホンはタッチ操作のカスタマイズができないので、他のイヤホンと操作を同じにできず、不便に感じます。
ユーザーには私のような方がいると思いますので、カスタマイズができるようにしてほしいと思いました。
悪い点④タッチ操作のオフができない。
タッチ操作のオフができないので、誤動作をすることがあります。
例えば、イヤホンがずれたので、耳にイヤホンをしっかり差し込むとき、タッチ操作部分に触れ、誤動作してしまうことが多々あります。
ですので、簡単にタッチ操作をオフにできるような仕組みが欲しいと思いました。
悪い点⑤説明書や、Amazonの商品説明、商品説明動画の日本語が変!
これは触れないといけないでしょう。Amazonの商品説明、商品説明動画、本体付属の説明書の日本語が変です。
所々おかしいので、違和感を感じてしまいます。
中国のメーカーなので仕方ないかもしれませんが、もう少し、違和感のない日本語を商品説明や説明動画、説明書には載せた方が良いと思いました。
次に、ACEFSTワイヤレスイヤホンに望むことを記載します。
ACEFASTワイヤレスイヤホンに望むこと
ACEFASTワイヤレスイヤホンに望むことは、「アプリを作ってほしい!」ということです。
この価格の商品に言うのは不適切かもしれませんが、現に、コスパの優れたAnkerの製品にもアプリは存在します。
ですので、このワイヤレスイヤホンもアプリを作ってほしいです!
そして、どうせアプリを作るなら、接続切り替えできる機能を持つアプリを作ってほしいです。
というのも、私は、ゼンハイザーの無線イヤホンの接続切り替えができるアプリを愛用しています。
それが非常に便利なんです。
他の無線イヤホンの製品でも真似すればよいのに……と思うほどです。
ゼンハイザーのアプリは、無線イヤホンが今まで接続した機器一覧と、接続している機器一覧が見れ、自由に接続解除、接続することができるアプリです。
ゼンハイザーのアプリについて、詳しくは、下の記事に記載しています。
また、タッチ操作のカスタマイズや、タッチ操作のオンオフ、モード切替の言語変更もアプリできるようにしてほしいと思いました。
そうすれば、全く不満がない、無線イヤホンになると思います。
次に、ACEFASTワイヤレスイヤホンを、他社メーカーのイヤホンを比較してみます。
ACEFASTワイヤレスイヤホンと、他社メーカーイヤホンを比較してみた。
今回、ACEFASTワイヤレスイヤホンと比較するイヤホンはこちら。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2 詳しいレビュー記事はこちら↓
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro 詳しいレビュー記事はこちら↓
この2種類のワイヤレスイヤホンと比較してみます。
見た目・大きさ比較
写真で見た目、大きさを比較していきましょう。
左からMOMENTUM True Wireless 2、Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro、ACEFAST T2です。
ケース比較。
ケースオープン!
イヤホンをケースから取り出してみた。
500円玉と比較。
イヤホンをアップ。
次は音質比較をしていきます。
音質比較
3つのイヤホンで同じ音楽を聞いてみて、3つのイヤホンの優劣を不等号で表し、その後、感想を述べて見たいと思います。
音質を不等号記号であらわすと、
MOMENTUM True Wireless 2>Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro>>> ACEFAST T2
このように筆者は感じました。
MOMENTUM True Wireless 2とAnker Soundcore Liberty Aire 2 Pro差はそれほどまで開いていなく、どちらも素晴らしい音です。低音はしっかり鳴り、高音は耳障りな音ではありません。
しかし、ACEFAST T2の音質は、Anker とゼンハイザーのイヤホンに比べ、かなり劣って聞こえてしまいます。
値段の差があるので仕方がないですが、ACEFAST T2に音質を求めてはいけません。
ただ、他のメーカーと比べなければ、安いイヤホンにあるような耳障りな音という感じではありません。
しっかり音を出してくれていますので、安い無線イヤホンを購入してみたい方や、安価なので、無くしても良いような、屋外用の無線イヤホンをお求めの方にはお勧めできます。
ノイズキャンセリング能力比較
次に、ノイズキャンセリング能力比較です。3つとも、ノイズキャンセリング能力がついているので、比較してみます。
これも不等号を使用し、優劣を表した後、感想を述べたいと思います。
ノイズキャンセリング能力を不等号で表すと、
MOMENTUM True Wireless 2≧Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro>> ACEFAST T2
こうなりました。
ノイズキャンセリング能力はACRFAST T2も健闘しているのではないでしょうか。
音質ほどの差は感じられませんでした。
ただ、やはりAnker Soundcore Liberty Air 2 Proと比べると劣ってはいます。
本格的なノイズキャンセリングではないように思いますので、あまりノイズキャンセリングに期待しないほうが良いと思います。
価格比較
最後に、今回比較した無線イヤホンの価格を比較してみましょう。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2 31,371円
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro 12,980円
ACEFAST T2 5,980円
Anker sound core Liberty Air 2 ProはACEFAST T2に比べ、2倍近い価格です。
MOMENTUM True Wireless 2はACEFAST T2に比べ、約5倍近い価格です。
この価格差を考えると、ACEFAST T2はとてもコスパに優れている商品だと思います。
ただ、もう少しお金を出してもかまわないという方は、Anker Soundcore Liberty Air 2 Proもお勧めします。両方ともコスパがかなり良い無線イヤホンとなっています。
次に、ACEFAST T2が片耳しか聞こえなくなった場合の対処法について述べます。
もしACEFAST T2が片耳しか聞こえなくなったら……。
ACEFAST T2を購入後、使用していると、稀に、接続不良により片耳が聞こえなくなる場合があります。
そんなときの対処法をここで記載しておきます。
対処法は、本体をリセットすることです。以下にリセット方法を記載します。
1イヤホンをケースに戻します。
3接続している機器の設定画面を操作し、イヤホンの接続を解除します。
4イヤホンケースのふたを開け、タッチセンサーに10秒間触れます。※この時イヤホンはケースに入れたままにしてください。
5青ランプが素早く点滅すれば成功です。
6後は、いつも通り接続して使用してください。
以上が、イヤホンのリセット方法でした。
最後に、まとめに入ります。
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介したACEFAST T2は低価格でありながらノイズキャンセリング機能、防水機能もついている、非常にコスパに優れた無線イヤホンでした。
また、技適マークがきちんとついていることからもわかるように、中国メーカーの中でも、きちんとしたメーカーの商品です。
低価格の無線イヤホンを探している方、外で気軽に使える無線イヤホンを探している方、無線イヤホンを使ったことがなく、自分に合うかどうかわからないので、低価格で無線イヤホンをとりあえず試してみたい方などに、お勧めできます。
ただ、音質を求めている方、ノイズキャンセリング機能を重視している方などは、このACEFAST T2を購入すると、期待外れだと感じるかもしれませんので、注意してください。
最後に、この記事の情報をまとめ、記事を終わります。
ACEFAST T2
どんな商品?
低価格ながら、ノイズキャンセリング機能付き、外音取り込み機能付き、防水機能付き(しかもIPX6)という、驚きの性能の無線イヤホンです。ですが、音質・ノイズキャンセリング機能は、Anker Soundcore Liberty Air 2 Proに比べると劣っています。
ACEFAST T2良い点
- 圧倒的なコスパ
- この価格でノイズキャンセリング機能付き
- この価格で外音取り込みモード付き
- IPX6の防水機能付き
- 技適マークもきちんと付いている
ACEFAST T2の悪い点
- モード切替を知らせる言語が中国語で、言語を変えれない
- 本体を操作して、ペアリングモードにすることができない
- アプリがないので、タッチ操作のカスタマイズができない
- タッチ操作のオフができない
- 説明書やAmazonの商品説明、説明動画の日本語が変
ACEFAST T2に望むこと
ACEFAST T2のアプリを作ってほしい!
ACEFAST T2と他社メーカーのイヤホンを比較した結果
音質比較
MOMENTUM True Wireless 2>Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro>>> ACEFAST T2
ノイズキャンセリング機能比較
MOMENTUM True Wireless 2≧Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro>> ACEFAST T2
価格比較
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2 31,371円
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro 12,980円
ACEFAST T2 5,980円