Kindle(キンドル)はamazonが提供する電子書籍(Kindle本)と電子書籍リーダー(Kindle端末)の総称です。
現在販売されているKindle端末は、廉価版のKIndle第10世代、標準型のKindlePaperwhite第4世代、高級版のKindleOasis第3世代の3種類があり、最初はどれを選んで良いかわかりにくいと思います。
今回は廉価版のKindle端末を中心にご紹介して行きたいと思います。
現在、3つの機種があり、ともに電子書籍リーダーとしての「機能」に大差はありません。
・すぐに読める手軽さ
・持ち運べる軽さ
・驚異的なバッテリー持続時間
どれも優れており、バックに入れていても軽すぎて持ち運びしている事を忘れていたり、何十日も充電を忘れていても問題なく使えたりと、ノートPCやタブレットとは運用方法自体が異なります。
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Contents
Kindle端末の特徴
ディスプレイにはE-Inkという電子インクが採用されており、太陽光の下でも液晶画面とは違い紙の本と同じように読むことが出来ます。
また、E-Inkは画面を切り替える際にバッテリーを消費するので、ずーっと同じページを表示していても一切バッテリーが減少しません(実際はほんの少し減りますが後述)
文字の大きさも14段階で調整可能で、画面いっぱいの大きさから百科事典の文字ぐらいまで小さくできます。
先程、「機能」に大差はありませんとご紹介しましたが、文字を注意してよく見た際に「性能」の差が出ます。
廉価版Kindleが167ppi、PaperwhiteとOasisが300ppiと解像度が違うのです。
文字がほんの少しだけギザギザしていますが、虫眼鏡で見ないとわからないレベルですし慣れれば気になりません。
そもそも並べて見ないと差がある事すら気付きません。
手軽に読める軽さ
値段の差は性能の差と言いたいところですが、解像度も気にならない程度の差なので、他に何が違うかを比較していきましょう。
まず重量についてですが、Kindleが174g、Paperwhiteが182g、Paperwhite4Gモデルが191g、OasisとOasis4Gモデルが188gとなっています。
どれも軽いですが、Kindleの174gはずば抜けて軽いです。
(個体差があるのか、私のKindleは168.5gでした)
Kindle第7世代も持っていますので、ついでに重量を計ってみましたが193.5gもありました。
第10世代の軽さに慣れてしまうと、この重量差は物凄く重く感じます。
手に持って使う物なので「軽さは重要」です、果たして価格差に見合うだけの性能差はPaperwhiteとOasisにあるのか、比較を続けましょう。
ちなみに4GモデルというのはWifiに繋がなくてもAmazon負担で無料の4G回線から本をダウンロードする事ができる便利機能です。
その分本体価格も高くなりますが外出先でもいつでもどこでも本をダウンロードできます。
私は、外出先で本をダウンロードしたくなったら、スマホをテザリングさせれば事足りているので、あえて4Gを選択する必要は無いと思います。
KidleとPaperwhiteとOasisの大きな違い
・防水
廉価版Kindleには防水機能はありませんが、まずお風呂で本を読まない人には防水機能はいりませんし、お風呂で本を読むくらい本が好きな方は廉価版でケチケチせずにPaperwhiteかOasisを検討して下さい。
廉価版と違い、画面とベゼルの段差がなくスマホの画面のようにフラットでデザイン的にはGoodです。
ただ、本を読む機能に差はありません。
・画面の大きさ
KindleとPaperwhiteは6インチ、Oasisは7インチ。
Amazonの商品ページで比較して見ると、1インチでこんなに差が出るのかと思うほどOasisの画面は大きいです。
勿論大きいほうが読みやすいでしょうが、それだけで廉価版にプラス2万円もするのは少々厳しいです。
この後も比較が続いていきますので、2万の差に価値があるか一緒に考えましょう。
・LEDの個数
当記事の主題とも言える項目がLEDについてです。
Kindleには暗いところでも文字が読めるようにフロントライトとしてLEDが内蔵されています。
LEDの個数にも差がありKindleは4個、Paperwhiteは5個、Oasisは25個もあります。
実際、LED4個のKindleで困る事は何もありません。
24段階の明るさを最低の「1」にしても何不自由なく完璧に読めますし、半分の12段階くらいにすると暗闇では眩しくて読めない位です。
もちろんLEDがもう1個多い方がいいなと感じる事もありません。
Oasisは光の均一性をより高めてムラが少なくなるように、LEDが25個搭載されているようですが、正直なところ4個で充分満足できます。
そしてこの便利なLEDについてですが、ひとつ前の廉価版Kindleには搭載されていませんでした。
つまり、Paperwhite以上の端末にしかLEDは搭載されていなかったのが、今回の第10世代から廉価版Kindleにも搭載された事で、LED目的でPaperwhiteを選ぶ必要がなくなったのです。
防水じゃないと困る・解像度が高いほうが良いなどの理由が無い限り廉価版Kindleで充分なのです。
Oasisだけの機能1
さて、前項でPaperwhiteを撃沈致しましたが、高級モデルOasisにはまだまだ機能があります。
なんと、LEDの明るさ自動調節する機能がOasisにはあります。
本を読む際に、窓の近くや電灯の下など同じ部屋でも場所によって明るさは違いますよね。
いちいち手動でLEDの明るさを調整をするのは面倒です。
KindleもPaperwhiteも明るさ自動調節機能があればいいのにと感じましたか?
大丈夫です、そもそも調整は必要ありません。
KindleとPaperwhiteで明るさは常に「24段階の1」で固定して使ってください。
部屋が明るくても暗闇でも常に「1」で大丈夫です。
「1」だと部屋が少し暗くてもぼんやり光るのでストレス無く普通に読めますし、そのまま寝室に持って行っても程よい明るさでちゃんと読めます。
その他にも、OasisにはLEDの色調調節機能まであります。
通常の画面は白い紙のような色合いですが、目に優しい暖かい色調へ調整する事ができます。
この機能はスケジュール設定できるので、20時を過ぎたら暖かい色味へ自動で変更といった使い方も出来ます。
この機能は、あったほうが良いですけど無くてもいいです。
Oasisだけの機能2
ページ送りボタンと画面回転機能がOasisにはあります。
Kindle端末は次のページに進むとき、スマホのように画面をフリックしますが、利き手ではない時に画面をフリックするのが面倒に感じる事がたまにあります。
そんな時にページ送りボタンがあれば便利だなと思いますが、ちょっと我慢すれば忘れるので無くてもいいです。
画面回転機能もページ送りボタンが最初から無ければ、利き手側に画面を回転する必要がありませんので必要ありません。
もはやOasisは高級モデルではなく、至れり尽くせりの「超高級ラグジュアリーモデル」なのではないでしょうか。
そこまでの機能が本を読むという行為に絶対必要なのでしょうか。
購入の前に
広告の有無
購入の際に広告の有り・無しを選択する事ができます。
結論から言うと広告ありのモデルで何の問題もありません。
Kindle端末を開く際に画面を1回フリックする手間がする一つ増えるだけですし、見たくもない煩わしい広告が表示される訳ではありません。
私は広告と言えるような広告が表示された事はありません、いつも同じ画面です。
これで広告なしモデルより2千円も安いならお得としか言いようがありません。
容量について
全てのモデルが8GBか32GBと2つのラインナップがありますが、マンガ本を大量に読む方以外は8GBで充分足ります。
漫画を全巻Kindleで揃えていつでも見たいという方は32GBを選択したほうが後々良いでしょう。
バッテリーは何日もつのか
私が持っている廉価版Kindle第10世代でバッテリーの耐久テストをしましたので、その結果を載せておきます。
バッテリー100%の状態で機内モードにして何日もつかの実験です。
ページをめくらない限り電池は減らないハズですが、Kindleはなぜかバッテリーがほんの少しづつ減っていきます。
毎朝画面をつけて何%減っているかを記録し続けたところ、1日に2%の割合で減っていき、約56日後に0%になりました。
毎朝チェックだけしかしていませんでしたが、使っていなくても確実にバッテリーは減り続けますので、思い出したら充電するように心がけて下さい。
あと、何時間連続で使えるかですが。
ページをめくる回数や通信状況、画面の明るさで何時間使えるかは変わってきますが、私の場合、機内モードオフで明るさ1の状態で約25時間ぶっ続けで読んだところバッテリーが無くなりました。
途中で休憩も入れたので正確なところはわかりませんが、普通に1日2~3時間使う程度でしたら週に1回充電すれば大丈夫です。
まとめ
廉価版KidleとOasisの差はかなりありますが、目的は本を読むことです。
防水、解像度、明るさ自動調整など色々な機能がOasisにはありますが、一度廉価版のKindleを使ってみて下さい、それで機能が足りなければPaperwhiteとOasisを検討してみて下さい。
私は「広告あり」「Wifiモデル」「8GB」の「廉価版Kindle第10世代」で充分だと思います。
最後に、
おすすめの本の読み方。
空いた時間になんとなく本を読む程度が読書にはちょうど良いと思います。
別に読書感想文を書く訳ではありません、読んで得た知識を誰かに発表必要もないのです。
ブログやWEBの記事を読むのと同じ感覚で自分の興味がある事や、気になっていた本をサラサラっと流し読みして下さい、頭に入らなくてもいいんです。
後でブログやWEB記事であんなこと書いてあったなと思うのと同じで、何かがきっかけでそういえば本にそんな事かいてあったなと思い出せれば良いのです。
2ページ進んで1ページ戻るような読み方は、疲れるだけですよ。
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