PS5と同時期に発売されたソニーPULSE 3D ワイヤレスヘッドセットは長らく転売され続けていました。
しかし、安定した供給を続けたおかげで、現在、定価で購入できます。(2021年10月時点)
- 定価で購入できること。
- デザインが気に入ったこと。
- PS5のTempest 3Dオーディオ技術をこのヘッドホンで体験したかったこと。
この3つが動機になり、このヘッドホンを購入しました。
すると、予想を上回る体験ができました。
そこで、今回は、このヘッドホンで体験した筆者の感動体験と、ヘッドホンの良い点・悪い点を、記載していきたいと思います。
この記事を読めば、このヘッドホンで、筆者がどんな体験をできたのか、また、このヘッドホンの良い点・悪い点もわかっていただけると思います。
今回紹介するヘッドホン↓
今回紹介するヘッドホンの黒色バージョン↓
Contents
どんな商品なの?
まず、このソニーPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットがどういった商品か、説明します。
すでに知っているよ。という方は、「ソニーPULSE 3Dを実際に使用した感想」まで、飛ばしてください。
ソニーPULSE 3DワイヤレスヘッドセットはPS5と同時期にPS5の周辺機器として発売された、PS5本体の3Dオーディオ向けにチューニングされているヘッドセットです。
つまり、このヘッドホンだとよりPS5の3Dオーディオがより体感できると言うことになります。(実際にこのヘッドホンで3Dオーディオを体験した感想は、後ほど述べます。)
次にこのヘッドホンの接続方法や充電端子、その他機能について記載します。
接続方法
このヘッドセットは、
- 付属のUSBレシーバーを使った無線接続(PS5、PS4、PCで使用できます。)
- 3.5mm端子での有線接続(3.5mm端子がある機器に接続可能です。※付属している3.5mm端子のコードは短めです。)
の、2つの接続方法があります。
3.5mm端子↓
充電端子
このヘッドセットは、USB Type C端子があり、USB Type Cオス-USB Type Aオスのケーブルが付属しています。
Type Cコネクタ↓
ですので、USBType Cコネクタの充電器があれば、そのまま使えます。
その他機能
- 2つの内蔵マイクでチャットが快適にできます。
- 操作ボタンが本体についており、以下のことができます。
- 音量調節
- ミュートの設定
- ゲーム内の音量とボイスチャットの音声ミックス調整
- マイクモニタリングスイッチで自分のボイスが他のプレイヤーからどのように聞こえているかチェック
次に、ヘッドセットの外観を見てみましょう。
外観チェック!
外観を写真でチェックしていきます。
正面
側面①
側面②
次に、このヘッドホンを使用した感想を述べたいと思います。
ソニーPULSE 3Dを実際に使用した感想
最初に
この感想は、PS5版「ゴーストオブツシマ」「バトルフィールド2042オープンベータ」をPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットをつけて、プレイした感想です。
使用した感想
このヘッドホンの音は、普通のヘッドホンの音に比べて、音に広がりを感じます。
普通のヘッドホンだと2Dの平面的な音なのに対し、このヘッドホンは、3Dで立体的な音です。
音に空間が感じられると言った方が分かりやすいでしょうか。
上や下、右、左、斜め後ろ、斜め前。ありとあらゆる方向から、音が聞こえます。
私は、最初、「ゴーストオブツシマ」で、乗馬し、馬を走らせながら、この音を体験しました。
すると、馬の足音が自分の足元で鳴り、風が吹けば、まるで前から自分の方向へ風が吹いているかのように錯覚します。
馬で、風を切って走っている感覚がリアルに感じられ、走ることがとても心地の良いものになっていました。
次に、「バトルフィールド2042オープンベータ」で、3Dオーディオの環境で戦場に立ちました。
爆発音、戦車のキャタピラが砂利を巻き上げる音、戦闘機の音、銃声、人の声、……etc……。それらすべての音が、様々な方向から様々な音量で鳴り、まるで本当に戦場に立っているかのような臨場感が感じられました。
私は、ゲームの中であるのに、あまりの臨場感で心臓が高鳴り、心の中がざわめきました。
一時期、かなりバトルフィールドシリーズをプレイしてきましたが、このような体験は初めてです。
以上がこのヘッドホンを実際にプレイした感想です。
次に、ソニー PULSE 3Dワイヤレスヘッドセットを実際に使ってみて感じた、良い点・悪い点を述べます。
ソニーPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットの良い点
良い点①便利なサイドボタン。
このヘッドホンには、サイドボタンがついています。
使用するには、どの場所にどのボタンがついているか、覚えなくてはならず、少し慣れが必要ですが、慣れれば便利です。
以下のサイドボタンが、ついています。
- 電源ボタン
- ミュートボタン
- ボリューム大・小
- モニターモード(自分の声が他の人からどのように聞こえているかチェックするモード)オン・オフ
- ボイスチャットとゲーム音のバランス調整ボタン
これらのことが、サイドボタンでできるので、便利ですね。
この点を良い点とします。
良い点②近未来的なデザインがカッコイイ!
デザインが近未来的でカッコイイです。
PSマーク。
このように、本体色は、白色と黒色の2色が使われており、PS5デザインとマッチするように作られています。
PS5と本商品を並べた写真。
いかがでしょうか。カッコイイですよね。
この見た目に一目ぼれしたのも、私が購入した要因の一つです。
このデザインも大きな良い点と言えます。
良い点③PS5だけでなく、PCとも無線接続可能。
この商品は、PS5だけでなく、PCとも無線接続ができます。
PCでつなげた場合、PS5でつなげた場合のような、3Dオーディオは体験できませんが、通常の無線ヘッドホンのように使用することができます。
この点は素晴らしいと思います。
しかし、後ほど悪い点で触れますが、Bluetoothに対応しているわけではないので注意が必要です。
良い点④無線接続の遅延はほぼ無く、快適。
このヘッドホン、ゲームをする上で重要な「遅延」がほぼありません。
私は、「ゴーストオブツシマ」や、「バトルフィールド2042 オープンベータ」などの、遅延に厳しいゲームをしましたが、遅延がほぼ無いので、快適にプレイできました。
遅延がほぼ無いのはゲーマーにとって、非常にうれしい点だと思います。
これを良い点とします。
良い点⑤どっちが左か右か、分かりやすい。
このヘッドホン、RとLがこのように、かなり大きく書かれており、分かりやすいです。
なので、どっちが左か右か、迷わなくて済みます。
ヘッドホンによっては、RとLが分かりにくいものがあったりするんですよね……。
分かりにくくなくても、長年使用していると、RとLのプリントされた文字が消えてしまって、分からなくなったりします。
その点、このヘッドホンは、よく考えられており、文字をプリントしているわけではなく、文字が彫られています。
なので、長時間使用していても、文字が消えにくいです。
この点は良い点ですよね。
良い点⑥Type Cコネクタ。
このヘッドホンは、Type Cコネクタです。
Type Cコネクタ↓
私の機器は、ほとんどType Cコネクタが多いので、これは嬉しい点です。
充電器が一つで済むので、余計な充電器が必要なく、線がごちゃごちゃしなくて済みます。
良い点⑦3.5mm端子を搭載。
このヘッドホンは、様々な端末で使用できるように、3.5mm端子を搭載しています。
3.5mm端子↓
これにより、PSVITAや Newニンテンドー2DSLLなどの、携帯ゲーム機でも使用できます。
この点は嬉しいですよね。
ただ、付属している3.5mm端子ケーブルが、短めなので、注意が必要です。
良い点⑧音質が同じ価格帯のヘッドホンに比べ、とても良い。
このヘッドホン、ただのヘッドホンとしても十分使えます。
同じ価格帯のヘッドホン、ゼンハイザー モニターヘッドホン密閉型 HD 25 ↓
と比べても、音質が非常に優れていると感じました。
ですので、ただの無線ヘッドホンとしても、お勧めできます。
以上が、ソニーPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットの良い点でした。
次に、ソニーPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットの悪い点を記載します。
ソニーPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットの悪い点
悪い点①長時間使用できない。
ソニーPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットは、長時間使用できません。
理由は、長時間使用すると、耳が痛くなるからです。
耳に当たる部分があまりソフトな素材ではないんですよね……。
高級ヘッドホンなどは、耳が痛くなりにくいように、耳に当たる部分がとてもソフトな素材でできています。
高級ヘッドホンのレビューはこちら↓
ですので、長時間ゲームをプレイするようなヘビーユーザーな方には正直、お勧めできないヘッドホンです。
ただ、ヘビーユーザーの方で、短時間でも、3Dオーディオ体験をしてみたい方でしたら、お勧めできます。
悪い点②Bluetooth非対応。
このヘッドホン、Bluetooth接続に対応していません。
今時の無線ヘッドホンはほとんどBluetooth接続に対応していると思うのですが、このヘッドホンは対応していません。
ですので、ワイヤレス接続できる端末が限られてしまいます。
Bluetooth接続できたらよかったのに……と思いました。
悪い点③ノイズキャンセリング非対応
このヘッドホン、ノイズキャンセリング非対応です。
なので、騒がしいところでこのヘッドホンで音を聞くと、外の音も聞こえ、ストレスがたまると思います。
私はノイズキャンセリング対応のイヤホンに慣れてしまっていることもあり、このヘッドホンで音を聞いた時、外の音がとてもよく聞こえ、びっくりしました。
「ノイズキャンセリングに非対応である」と言うことを許容できる方のみ、お勧めします。
以上が、ソニーPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットの悪い点でした。
次に、まとめに入ります。
まとめ
いかがでしょうか。
このヘッドホンの良さが伝わりましたか?
このヘッドホンは「長時間使用できない」「Bluetooth非対応」「ノイズキャンセリング非対応」などの、悪い点はありますが、それを上回る、感動体験が得られます。
ゲームをする人は、通常の価格で購入できる今のうちに、是非、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ソニー PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット
どんな商品なの?
PS5の3Dオーディオ用に最適化された、音質も良い、コスパ最強ヘッドホン。
良い点
- 便利なサイドボタン
- 近未来的なデザイン
- PCとも無線接続可
- 遅延がほぼ無い
- 左右が分かりやすい
- TypeCコネクタ
- 3.5mm端子を搭載
- 音質が良い
悪い点
- 長時間使用できない
- Bluetooth非対応
- ノイズキャンセリング非対応