ケースを捨てよう! デザインから考えるスマホ裸運用のすすめ

3 min 6,884 views

みなさんはスマホにケースをつけていますか?

パコっとはめ込むだけのタイプや、カードを収納できる手帳型のケース角だけを守るバンパータイプなど形は様々ですね。

値段も100均からブランド物まで多種多様、周りを見渡すとスマホケースを付けている人の割合は9割を超えているように感じます。

好きなデザインのスマホケースがあったので付けている人や、なんとなく付けているという人も多いですね。

スマホは1台で何万円もしますし、iPhoneProに至っては10万円を超えてしまう高級商品です、落として傷がついたり画面が割れるリスクを考えると、スマホケースを付けるのは当然だと思います。

落として画面が割れたら修理に時間もお金もかかってしまいますからね。

最近のスマートフォンについて

iPhoneをはじめとする最近のスマホは画面だけでなく背面もガラスでできており、角から落ちない限りどちらかのガラスが割れてしまう貧弱な構造となっています。

なぜ背面にまでガラスを使っているかと言うと、ひとつは「ワイヤレス充電」に対応するためです。

いわゆる置くだけで充電ができる機能ですが、スマホ背面がアルミなどの金属だと充電の速度が安定しないようです。

では、プラスチックにすれば良いものを、わざわざガラスを使っているのはもう一つの理由がるのです。

私がスマホケースを付けない理由

それはデザインです。

ここで言うデザインとは見た目の美しさだけでなく、持った時に手に馴染む感覚や、テーブルに置いた時の違和感の無さ、ポケットに収めた時に感じる丁度よい良い大きさ等を総合したものです。

勿論、ホーム画面や設定画面のわかりやすさなど機能としての美しさも大事ですが、一番重要なのは「デザインの美しさから生まれる使いやすさ」です。

一番わかりやすい点からお話すると、手に持った際にスマホの角が直角のものより丸みを帯びていたほうがユーザーの負担にならないはずですよね。

それは「設計者がユーザーの事を考えて設計したから」丸みを帯びているのです、現に世の中のスマホで角が尖ったカクカクしたスマホは販売されていません。

モノの形やデザインには必ず理由があるのです。

スマホケースはデザインを破壊する

最近のスマホは大型化の傾向にあり、正直なところ持ちにくくて操作しずらいです。

そして、大型化しているからこそケースでこれ以上大きくしてはいけないのです。

たとえ厚さ1mm以下の薄型ケースであっても装着すれば必ずデザインが崩れます。

画面の端は握りやすくするために湾曲し、角は手に持って操作しやすいように丸みがあり、

大型スマホでも片手で操作をしやすいギリギリにデザインされています。

そこにスマホケースを付けるとギリギリ届かない点が出てきます。 無理な持ち方をしてバランスを崩すとスマホが手から滑り落ちて落下する可能性もあり本末転倒です。

フィルムもいらない

スマホケースと一緒に使われている物のひとつに画面の保護フィルムがありますが、デザインの前にはフィルムすら不要です。

画面や背面のガラスには頑丈な強化ガラスが使われており、「既に」傷がつきにくく割れにくくなっています。

ポケットやカバン入れておく程度なら大きな傷がつくことは殆どありません。

よく出回っている傷を防止する薄いフィルムは指の滑りが良くありません。

フリック入力や拡大縮小をする際に誤字や誤入力が発生し、結果的にストレスを生むだけです。

また、指の滑りが良いガラスフィルムという製品もありますが、これは厚みがあるので画面端からのスワイプを使用する際に指がひっかかります。

また、ガラスフィルムは長期間使用すると端から細かく割れ出し、指を怪我する恐れもあり、製品には定期的に貼り替えるよう注意書きがあります。

フィルムの為に機能が犠牲になってはいけません。

そんなに綺麗に使ってどうするの?

スマホケースも保護フィルムも安くはありません。

100均以外だと1000円~2000円、デザインの良いものは5000円以上となかなか高価です。

フィルムも薄いものほ数百円と安くて良いですがその分すぐに傷や剥がれが出て貼り直すコストと手間が発生します。

100均で売られているぐらいですからケースとフィルムの原価はものすごく安いです、果たしてその出費に見合うだけの価値がケースとフィルムにありますか?

少しキツい言い方ですが、スマホケースと保護フィルムを付け無傷で2~3年過ごせたとして、そのあとどうするのですか?ヤフオクやメルカリで売るのですか?

スマホの寿命はバッテリーのへたりを感じる2年処理能力不足を感じる3年アップデートの対象外になる4年と捉え方は人それぞれですが、

私だったら「バッテリーがへたった能力不足でもうすぐアップデート対象外になるスマホ」は高値では買いません。

日々の快適さと機能を犠牲にしてまでスマホを綺麗に使う事にあまり意味は無いと思うのです。

まとめ:スマホは〇〇品

画面に傷が付いても画面を点灯させれば全く見えません。

本体に傷が付いても性能には影響しません。

落下して画面が割れたらどうしようと考える前に、落下するような場面で使わなければいいのです。

万が一、画面が割れても修理をすればいいのです。

修理代が気になるなら、最新のスマホを選択しなければいいのです。

全体的につく「キズ」、バッテリーの「消耗」、アップデートの「対象外」になる事を考えると『スマホは消耗品』と捕らえた方が良いです。

消耗品を綺麗に使うより、日々の快適さを手に入れませんか?

保護フィルムを剥がして使ってみて下さい、操作のしやすさに感動しますよ。

スマホケースを外して使ってみてください、持ちやすいと感じるはずです。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です