皆さん、突然ですが、「無線」って良いですよね。
前に無線イヤホンをレビューしてから(前の記事はこちら)、無線の良さに気づき、私の機器をすべて無線化する計画をひそかに進めています。
その無線化計画の第2弾として、キーボード・マウスを無線化しようと思ったのですが、あまりお金をかけたくなかったため、コスパの良いキーボード・マウスを探していました。
そして、この商品を見つけました。
この商品のメーカーは、有名企業であるエレコムです。
さらに、評判も良かったので、大丈夫だろうと思い、購入に至りました。
その後、実際にこの商品を使用すると、とてもコスパの良い商品だと感じましたので、今回、皆さんに紹介します。
この記事を読めば、この商品がどういった商品か、この商品の良い点、悪い点も分かっていただけると思います。
Contents
どんな商品なの?
こちらの商品は、無線キーボード・無線マウスがセットになった商品です。
メーカーは有名企業であるエレコムです。
エレコムは有名なコンピューター周辺機器メーカーで、日本のメーカーです。
やっぱり日本のメーカーは信頼できますよね。
日本のメーカーの製品は高いイメージがありますが、こちらの商品、2021年05月現在、1,700円前後の価格で、非常に低価格で購入できます。
そんな低価格とは思えないほどに、品質が良いキーボード・マウスセットになっています。
どんな商品か文章で解説させていただきました。次に、画像で、どんな商品か見ていきましょう。
商品の外観チェック!
商品の外観を、画像でご覧ください。
無線キーボードの写真

無線キーボード裏側の写真

無線マウスの写真

無線マウス裏側の写真

以上が、この商品の外観の写真でした。
どんな商品かイメージはできましたか?
次に、この商品の良い点・悪い点を述べていきたいと思います。
エレコム無線キーボード・マウスセットの良い点
良い点①低価格なのに、高品質なキーボード・マウス
この商品は、低価格で、無線キーボードと無線マウスがセットになった商品です。
エレコムという有名な日本の会社の製品ということもあり、品質がとても良いです。
キーボードの押し心地や、音の大きさは普通ですが、反応しないキーは一つもありません。
耐久性も問題なく、購入して一か月経ちますが、一切不具合なく使えています。
無線キーボードと無線マウスを使ってみたいけど、お金をあまり使いたくない……そんな方にはお勧めできる商品です。
良い点②無線なので持ち運び便利
これは、無線キーボードと無線マウス全般に言える良い点なのですが、コードがないため、コードを束ねる必要がなく、持ち運びが非常に楽です。
コードがある場合、コードを束ねて持ち運びして、使用する際、またコードを元に戻して……ととても面倒です。
この商品ならば、コードがないのでそのまま持ち運ぶだけで良いです。
無線キーボード・無線マウスを持ち運びたいと考えている方は、この商品お勧めです。
ただ、この無線キーボードは結構大きいため、持ち運びには、大きめのリュックが必要になると思います。
参考に、こちらの無線キーボードの大きさを記載しておきます。
13.8cm x 45.2cm x 4.1 cm
良い点③無線なのである程度離れていても使用可能
これも、無線キーボードと無線マウス全般に言える良い点なのですが、ある程度機器から離れていても使用できます。
これは、私の使用環境でとてもメリットに感じる点です。
私の使用環境は、43型のテレビをデスクトップパソコンのモニター代わりにしており、そのデスクトップパソコンの、キーボード・マウスとして使用しています。
43型のテレビは結構大きいため、テレビから離れた場所で、キーボード・マウスを操作したいわけです。
そういった使用環境だと無線キーボード・マウスの方が、便利なんですね。
もし、有線キーボード・マウスでしたら、コードがごちゃごちゃしてしまいますし、コードの長さが足りなければ、届かない……、なんてこともありますからね。
私と似たような環境で使用したい方は、お勧めです。
良い点④USBレシーバーがマウスに収納可能
USBレシーバーが、マウスに収納可能です。
このような穴が、無線マウスに空いており、そこに、USBレシーバーを差し込めるようになっています。

これで、USBレシーバーをなくす心配も減ります。
このような、細かな心遣いができている商品は、好感が持てますよね。
良い点⑤一つのレシーバーで、キーボードとマウス、2つの機器が接続可能。
この商品は、一つのUSBレシーバーで、キーボードとマウスの2つの機器が接続可能になります。
なので、一つのUSBポートを塞ぐだけで、2つの機器が接続できるのです。
つまり、最小限のUSBポートを塞ぐ商品なのです。
では、なぜこれが、良い点なのでしょうか。
それは、なるべくPCのUSBポートは塞がない方が良いからです。
何故、USBポートを塞がないほうが良いのか、下に理由を記載します。
- USBポートが足りなくなると、USBハブを別途購入しなければならなくなる。
- USBハブとは……USBポートに差し込んで、複数のUSBポートに分配させる製品。
- USBハブでは正常に動かない機器が存在するため、そういった機器はPCのUSBポートに直接差さなければならない。なので、USBポートを塞ぐと、そういった機器が使用できなくなる。
- パソコンに不具合が起こり、USBポートに差し込まれたUSBをすべて抜かなければ起動できなくなる場合がある。(実際に筆者のPCがそうなりました。)その時にUSBポートを沢山塞いでいると面倒。
以上の理由から、あまりUSBポートは塞がないほうが良いのです。
なので、USBポートを一つしか使わない点は、USBポートを塞ぐのを最小限にしていますので、かなり良い点になります。
良い点⑥この価格なのに、ちゃんとテンキーがついている。
この価格にもかかわらず、この商品には、テンキーがついています。
この点は嬉しいです。
電卓や、Excel使用時、PC立ち上げ時、最初のパスワードを入力する時などに、テンキーがあると便利ですからね。
この点を良い点とします。
良い点⑦排水機能搭載
このキーボード、排水機能が搭載されています。
こちらの商品の裏面の画像をご覧ください。

この画像からわかるように、裏面に水抜き穴があります。
この水抜き穴から、キーボード内に入った水が流れる仕組みになっています。
そのため、キーボードに少量でしたら、水をこぼしても、大丈夫です。
ただし、このキーボードは防水規格に対応していません。
水を大量にこぼすと、壊れる可能性がありますので、あまり過信しないことをお勧めします。
良い点⑧キーボードにスタンドが付いている
このキーボードには低価格なのにもかかわらず、下の画像のようなスタンドが付いています。


使わないときは、このように収納することもできます。

キーボードが斜めになっているほうが打ちやすい方は、スタンドが付いているので、この商品はお勧めできます。
良い点⑨人気ゲーム機に対応している
こちらの無線キーボード、人気ゲーム機含む、たくさんのゲーム機に対応しています。
使い方は非常に簡単で、ゲーム機の空いているUSBポートに、無線キーボードのUSBレシーバーを差し込むだけで使えるようになります。
筆者が確認した、この無線キーボードに対応したゲーム機一覧を下に記載します。
- PS5
- PS4
- PS3
- Switch
- WiiU
- XBOX SERIES X
以上が筆者の確認した、対応しているゲーム機一覧でした。
この一覧からもわかるように、人気ゲーム機はすべて対応しており、少しマイナーなゲーム機にも対応しています。
これは嬉しい点です。
何故ならば、いろいろなゲーム内でチャットをする際、キーボードがあると便利だなと感じることがあるからです。
これがあれば、様々なゲーム機でチャットをスムーズに入力できますからね。
エレコム無線キーボード・マウスセットの悪い点
悪い点①無線マウスが小さい
この無線マウス、非常に小さいです。
こちらの500円玉と比較した画像をご覧ください。

前にレビューを記事にしたロジクールトラックボールマウスM575S(当該記事はこちら)と比較した画像もご覧ください。

いかがでしょうか。
かなり小さいのが分かっていただけたでしょうか。
手が小さい方は良いかもしれませんが、手が大きい、男性の方だと、持ちづらく感じるかもしれません。
悪い点②少しだが、遅延が発生する
キーボードはあまり遅延を感じませんが、マウスは、遅延を少し感じます。
私はこのマウスを使う以前、有線マウスを使っていました。
その時は、快適に操作出来ていたのですが、この無線マウスに変えると、マウスを動かした時、少し遅れてカーソルが動くといった遅延を感じるようになりました。
このマウスやキーボードを接続している私のPCの使用用途は、調べものや、ネットサーフィン、動画視聴などなので、無線マウスがある程度遅延していても問題がありません。
ですから、私にとってはあまり悪い点ではありませんでしたが、中には遅延が気持ち悪いという方もいるかもしれませんので、悪い点にあげました。
遅延を許容できない方は、この無線マウスはお勧めできません。
悪い点③無線が2.4GHz帯のため、電波干渉が発生する恐れがある
こちらの無線キーボード・無線マウスは、2.4GHz帯の電波を使って、通信しています。
この2.4GHzは、電波が遠方にも届きやすいというメリットもある反面、2.4GHzを使用している機器は多いため、電波干渉するデメリットがあります。
2.4GHz帯を使用している機器の例を下に記載します。
- WiFi機器(WiFiの電波には2.4GHz帯を使うものと5GHz帯をつかうものがあります)
- Bluetooth製品
- ワイヤレスヘッドホン
- ワイヤレスコントローラー
- 電子レンジ
- IHクッキングヒーター
- コードレス固定電話
エレコム 無線LANの基礎知識 Wi-Fi(無線LAN)の周波数帯の特徴とは? より
https://www2.elecom.co.jp/network/wireless-lan/column/wifi_column/00071/
このように、使用している機器が多いため、同じ2.4GHzを使用している機器が近くにあることが多いです。
もし、近くに同じ2.4GHzを使っている機器がある場合、電波干渉し、遅延が発生したり、最悪接続が切れたりすることがあります。
ですので、この商品を使おうと思っている場所の近くに、2.4GHz帯を使っている機器がないかどうか確認してから購入することをお勧めします。
悪い点④電池式
この価格なので、仕方がないことですが、この商品は電池式(キーボード単三電池1本、マウス単三電池1本)です。
充電式の無線キーボードというのも存在していますので、できれば少し値段が高くなっても良いので充電式が良かったかなと思います。
充電池(エネループやエボルタ)を入れ、使用すれば、ある程度不便ではなくなりますが……。
こちらに、エネループとパナソニック急速充電器の記事も作成していますので、宜しければご覧ください。
電池式が許容できない方は、お勧めできません。
悪い点⑤Bluetooth非対応
この無線キーボードはBluetoothに対応していません。
Bluetoothに対応していれば、言うことなしでしたが、低価格ですので、仕方がないことかもしれませんね。
勘違いして購入する方がいるかもしれないと思ったため、悪い点に記載しました。
くれぐれも、Bluetoothに対応していると、勘違いして購入しないよう、お願いします。
まとめ
有名な日本のパソコン周辺機器を作っている企業、エレコム製の無線キーボードと無線マウスがセットになった商品で、コスパがとても良い商品です。また、SwitchやPS5などの人気ゲーム機でも使えます。
- 低価格なのに、高品質。
- 無線のため、コードがなく、持ち運び便利。ただし、こちらのキーボードは結構大きいため、持ち運びには大きめのリュックが必要。
- 無線のため、ある程度機器から離れていても使用可能。
- USBレシーバーがマウスに収納可能。
- 1つのレシーバーで、キーボードとマウス、2つの機器が使える。
- キーボードにテンキーがついてる。
- キーボード裏に排水穴がついており、排水機能を搭載している。これで、水がこぼれても少量の水ならば大丈夫。ただし、防水機能はついていないため、注意が必要。
- キーボードにスタンドが付いている。
- 人気ゲーム機を含む、現行のゲーム機にすべて対応している。
- 無線マウスが小さい。
- 無線キーボードは特に遅延は感じないが、無線マウスに少し遅延が発生する。
- 無線が2.4GHz帯のため、他の2.4GHz帯の機器と電波干渉する恐れがある。
- 電池式(無線キーボード単三電池1本、無線マウス単三電池1本)
- Bluetooth非対応