マツコの知らない世界、「ワイヤレスイヤホンの世界」の回でも、紹介された1more ComfoBuds Z。
こちらの商品を実際に使ってみて、辛口徹底レビューしたいと思います。
このレビューを見れば、この商品がどういった商品か、良い点・悪い点が分かり、他のイヤホンと比較してみてどうなのか、分かっていただけると思います。
今回辛口レビューする商品はこちら↓
Contents
どんな商品なの?
この商品は、「寝ホン」という商品キャッチコピーからもわかるように、「睡眠用イヤホン」です。
耳栓とイヤホン両方の機能を持っており、睡眠する際、付けるのに非常に適したイヤホンです。
また、イヤホンが小さく、デザインがかわいいのが特徴的です。
外観チェック!
それでは、この商品の、特徴的なデザイン・外観をチェックしていきましょう。
箱。
ケース。
ケース側面①
ケース側面②
オープン!
イヤホン本体を取り出します。
500円玉と比較。
どんな商品かイメージできましたか?
次に、このイヤホンを実際に使ってみて感じた、悪い点を辛口で述べたいと思います
1more ComfoBuds Zの悪い点
悪い点①専用アプリが一部、日本語化されていない。
この1more ComfoBuds Zには、専用アプリがあるのですが、そのアプリが完全に日本語化していません。
こちらの画像をご覧ください。
この画像は、1more ComfoBuds Zの専用アプリのプロダクトクイックガイドの画面です。
この画像からわかるように、完全に日本語化されておりません。
これは悪い点ですよね。
日本で売っているのでしたら、せめて日本語対応はしっかりとしてほしいです。
この点は後々アップデートで直る可能性がありますが、現時点(2021年10月時点)ではまだ完全に翻訳されていませんので、悪い点に入れました。
アップデートで直ることを期待しています。
悪い点②小さすぎる
この写真をご覧ください。
この500円玉と比較した写真からもわかるように、あまりに本体がかなり小さいです。
小さいことによって、次の2つのデメリットが生じています。
1. 無くす
ここまで小さいと、無くす恐れがあります。
ただでさえ、無線イヤホンは無くすリスクがあります。
ここまで小さいとさらにそのリスクが増していると感じました。
なので、無くさないような工夫をしてほしかったです。
例えば、耳にしっかり固定できるようにする(イヤーカフ型や耳掛け型等)もしくは、
無くしてもすぐ見つけられる工夫をするなど(光ったり、音で知らせたり……)一工夫あればよいのに……と思いました。
2. 耳が大きい方はつけにくい
このイヤホン、あまりに小さいため、耳が大きい方はイヤホンがしっかりフィットしない可能性があります。
耳が小さい方なら問題ないと思いますが、耳が大きい方は注意が必要です。
以上が小さいことで生じているデメリットでした。
小さいということは一見良いことのように思えますが、あまりに小さいとデメリットが生じてしまっています。
悪い点③カラーのバリエーションが白しかない。
この寝ホン、カラーバリエーションが白しかありません。
白だと、汚れが目立つんですよね……。
それが嫌という方もいると思うので、黒などの他の色のバリエーションがあるとよいと思いました。
また、せっかくデザインが良い商品なので、色のバリエーションがあればよいのに……と思いました。
なぜなら、私がそうなのですが、このシンプルなデザインで、自分の好きな色(ちなみに私の好きな色は青色です。)のイヤホンを使いたいと思ったからです。
悪い点④タッチ操作ができない。
この商品、タッチ操作ができません。
睡眠用なので、不要という判断なのでしょう。
しかし、例えば、睡眠中少し起きて、ちょっと音を下げたいと思ったとき、タッチ操作ができないと、わざわざスマホを触らないといけなくなります。
それで、目がさえてしまう……なんてこともあると思います。
タッチ操作があれば、寝ながらイヤホンを触るだけで音量調節できるので、タッチ操作があった方が便利だと思いました。
悪い点⑤ノイズキャンセリング非対応。
このイヤホンは、ノイズキャンセリング非対応です。
ですので、ノイズキャンセリング機能が付いているAnker Soundcore Liberty Air 2 proと比べ、騒音を防ぐ能力が劣っています。
このイヤホンの商品説明には、耳栓の役割をし、騒音をカットできると記載してありますが、正直、ノイズキャンセリングイヤホンと比べると、全然騒音をカットできていないと感じました。
なので、この点を悪い点とします。
以上が悪い点でした。
次に、このイヤホンには、悪い点だけでなく、良い点もありますので、良い点も紹介しようと思います。
1more ComfoBuds Z の良い点
良い点①専用アプリがある
このイヤホン、専用アプリがあります。
しかし、同じ価格帯のAnkerイヤホンのアプリと比べると、できることは少ないです。
Ankerイヤホンのアプリについては、以下の記事で紹介しています。
ここでは、1more comfoBuds Z専用アプリを徹底解説します。
1more comfoBuds Zの専用アプリでは、以下のことができます。
- バーンイン
- イヤホンのバッテリーの残量表示
- リスニングモード(音楽モード・リラックスモードから選べる)の変更
- リラックスできる音が聞ける。
- プロダクトガイド(日本語に対応していません)
それぞれ、解説していきます。
バーンイン
バーンインとは?
まず、バーンインについて解説します。
バーンインとは、簡単に説明すると、イヤホンから音を出すことで、イヤホンに音を出すことを慣れさせ、音質を向上させることです。
このバーンインが、専用アプリでできます。
バーンインのやり方
専用アプリのホーム画面のこのマークをタップ。
スマートバーンインをタップ。
再生マークをタップして、開始します。※注意!大きな音が鳴ります!この時イヤホンは付けないようにしてください。
バーンイン中の画面。フェーズ4まであります。この画面でしばらく待つと、バーンインが完了します。
イヤホンのバッテリー表示
ホーム画面から、イヤホンのバッテリー残量が見れます。
リスニングモードの変更
ホーム画面で、イヤホンのリスニングモードが変更できます。
リスニングモードは以下の2つから選べます。
Musicモード:通常のモードです。
Soothingモード:寝るときに最適なモードです。ボーカルの声がMusicモードよりもはっきり聞こえる気がします。ですが、正直、MusicモードとSoothingモードはあまり違いが分かりません。
リラックスできる音を聞ける。
ホーム画面の、こちらをタップすると、
リラックスできる音が聞けます。
収録されている音は以下の通りです。
- Breeze(風の音)
- Drizzle(小雨の音)
- Medium fire(焚火の音)
- Spring water(水の流れる音)
- Summer Rain(大雨の音)
- Thunderstorm(雷雨の音)
また、音を流す時間も設定できます。設定できる時間は以下の通りです。
- 30分
- 60分
- 90分
- 120分
- 150分
プロダクトガイド(日本語に対応していません)
ホーム画面の、こちらをタップすると、
日本語化されていない説明文が出てきます。
先ほど悪い点で触れましたが、日本で発売されている以上、しっかりと日本語化はしてほしいですよね。
以上が、アプリの解説でした。
いかがでしょうか。
Ankerのアプリに比べ、できることは少ないものの、専用アプリがあるのは良い点ですよね。
良い点②音が優しい。
このイヤホンの音は良い言い方をすれば「優しい音」、悪い言い方をすれば「ぼやけた音」、です。
あまりクリアに音が聞こえず、 Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro では聞こえていた音が聞こえません。
特に、低音は全くと言っていいほどこのイヤホンでは聞こえません。
しかし、このイヤホンは「睡眠用」です。
睡眠用でしたら、この音が最適かもしれません。
音がクリアに聞こえすぎると、音楽に集中しすぎて、眠りにくくなるでしょう。
また、低音が鳴りすぎると、音に引き込まれ、目がさえてしまいます。
なので、このイヤホンの用途を考えれば、この点はむしろ良い点だと思います。
あえて音をぼやけさせ、音楽に集中させないようにしたと考えられます。
よく考えられていると思います。
睡眠用のイヤホンの音としては、「良い音」と言えるのではないでしょうか。
良い点③ちゃんと技適マークもついている。
こちらのイヤホンは技適マークがきちんとついています。
画像は、イヤホンケースの裏面です。
技適マークについてはこちらの記事でも解説していますが、ここでも軽く説明すると、技適マークとは、実は、電波を発する端末を使用するには免許が必要なのですが、技適マークはその電波を使うための免許を免除してくれる便利なマークです。
なので、非常に重要な点だと思います。
良い点④デザインが良い。
このイヤホン、デザインが良いですね。
真っ白でシンプル。余計なものはなく、洗練されたデザインです。
Apple製品を彷彿とさせますね。素晴らしいです。
Apple製品ともマッチすると思います。
良い点⑤軽い
このイヤホン、非常に軽いです。
まるでつけていないかのような軽さです。
睡眠用としては、軽さは重要だと思いますので、この点は良い点だと思います。
以上が良い点でした。
次に、1more ComfoBuds ZをAnker Soundcore Liberty Air 2 proと比較してみます。
他社メーカーのイヤホンとの比較
Anker Soundcore Liberty Air 2 proと比較してみます。
Anker Soundcore Liberty Air 2 proのレビュー記事はこちら↓
見た目比較
ケース比較。
オープン!
イヤホンを取り出します。
イヤホン比較。
この比較からわかるように、Anker Soundcore Liberty Air 2 proに比べ、1more ComfoBuds Zの方が、一回り小さいです。
音質比較
先ほども少し述べましたが、1more ComfoBuds Zは全体的に「ぼやけた音」です。低音が聞こえず、音がクリアに聞こえません。それに対し、Anker Soundcore Liberty Air 2 proはしっかり低音が鳴り、様々な音がクリアに聞こえます。なので、昼はAnker Soundcore Liberty Air 2 proで好きな音をクリアな音質で聞き、夜は、リラックスできる曲を1more ComfoBuds Zで静かに聞く、といった使い方をするのがおすすめです。
付け心地比較
フィット感は、Anker Soundcore Liberty Air 2 proの方がフィットし、
軽さは、1more ComfoBuds Zの方が軽いです。
値段比較
Anker Soundcore Liberty Air 2 pro 12,980円
1more ComfoBuds Z 10,990円
以上が、Anker Soundcore Liberty Air 2 proと1more ComfoBuds Zの比較でした。
どちらも長所、短所があり、どちらの方が良いとは言えません。
自分の用途に合った、イヤホンを選んでください。
次に、まとめに入ります。
まとめ
今回は、寝ホン1more ComfoBuds Zをレビューしました。
悪い点もあるイヤホンですが、良い点もあり、「寝るときにつけるイヤホン」として使えるイヤホンとなっておりますので、是非、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
1more ComfoBuds Z
商品説明 睡眠用イヤホンです。デザインが良く、小さく、軽いのが特徴です。
良い点
- 専用アプリがある
- 音が優しい
- 技適マークがついている
- デザインが良い
- 軽い
悪い点
- アプリが一部日本語化されていない
- 小さすぎる
- カラーバリエーションが白しかない
- タッチ操作ができない
- ノイズキャンセリング非対応