小さくて便利。 スマートフォン『Rakuten mini』の詳細

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楽天モバイルが本格的にMNOに参入したのと同時に発表したスマートフォンがRakuten miniです。

小型端末でお財布携帯対応と、かなり『とがった仕様』になりました。 またキャンペーンで本体1円でばらまかれたということで、かなり話題になりました。

その後、いろいろ問題もありました(ニュースにもなった有名な話なのでここでは触れません。)が、基本的な部分は、非常に使いやすい小型端末であるということは間違いありません。

割り切った仕様

楽天ミニは幅が5cmほどしかない、昨今では珍しい小型スマートフォンです。

そのサイズを実現するために、イヤホンホールがない (typeC変換機を使うかBluetoothイヤホンを使うことになります) や、バッテリーの容量が少ない、また操作性を確保するために独自UIを導入するなどの工夫をしています。

また、日本では導入が少ない『eSIM』を専用機にするなど、万人受けという観点よりも、楽天モバイルの広告塔、つまりキャンペーンアイテムとして作られたが大きい端末と言えるでしょう。

おサイフケータイ搭載

また、もう一つの売りとしては、このサイズながらおサイフケータイを搭載しています。

おサイフケータイは、主に日本メーカーのスマホに搭載されることが多く、海外メーカーのSIMフリー機が勢力を伸ばしているので数が減っています。

楽天はグループのサービスとして楽天edyを持っているということもありますが、おサイフケータイを搭載した端末としては、世界最小と日常的に使うことを視野に入れている端末となっています。

また小さな端末ですが、最近増えているQRコード決済バーコードを表示するポイントカードも当然ながら使えます。

難点 背景が変えられない

では次にデメリットですが、オリジナルの操作UIを搭載していることがあります。

これ自体使い勝手が悪いというわけではありませんが、デフォルトの設定が変わっており、他の着せ替えランチャーを使っても壁紙の変更ができません。

ですので背景色は黒一色となってしまいます。

一部のランチャーであれば壁紙を着せ替えたり、画面いっぱいにウィンジェットを表示させるなどの方法はありますが、一般的なAndroid端末と同じ感覚で使うことはできないということは了承しておきましょう。

ゲームもいけるが、バッテリー持ちはよくない

またもう一つの難点が、バッテリーの持ちですが、これは使い方によって変わってきます。

長時間画面を表示させるゲームや、動画の視聴などを行うとすぐにバッテリーが減っていくのですが、ちょっとしたブラウジングなどをやるだけであれば、バッテリー容量を考えると意外と持ちます。

画面が小さいので、その分の消費電力も少ないということはあるでしょうし、動画の視聴やゲームなどは向いていないサイズでもあるので、その辺は問題になりにくいでしょう。

むしろ動画の視聴や長時間のゲームなどの利用を前提にしている方は、楽天ミニ以外の端末を購入することをおすすめします。

ゲームをしないなら使いやすい

楽天ミニは本体が小さいため目立ちますが、基本的な部分はしっかりと抑えて作ってあるので、小型端末が好きな方に是非ともお勧めしたい端末となっています。

ただ小型な分バッテリーの持ちはよくないですし、ゲームや動画の視聴などにも向いていません。

まとめ

楽天ミニは楽天モバイルという新しいキャリアの登場を宣伝するために作られたような端末で、非常にとんがった仕様をしています。

ですから、使う人を選ぶのは確かですが、楽天モバイルでは、他にも様々な端末をそろえているので、もし合わないと思ったらほかの端末を購入することをおすすめします。

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